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IBM、2026年全米オープンにおいてAIを活用した新たなファン体...
2026-09-04 · via IBM Japan Newsroom

2026年09月4日

【米国ニューヨーク州 - 2026年8月24日(現地時間)発】

IBMと全米テニス協会(USTA)は、2026年の全米オープンに際してUSOpen.orgおよびUS Openアプリで提供される、AIを活用した新たなファン向け機能を発表しました。今回、新たに導入・強化された3つのAIを活用したイノベーションにより、ファンは膨大な情報の中から必要な情報にすばやくアクセスし、試合の展開をより身近に感じながら、これまで以上にパーソナライズされた形で全米オープンを楽しむことができます。IBMとUSTAは1992年以来、毎年1,400万人を超える世界中のテニス・ファンに向けて、スポーツ分野における最先端のデジタル体験を提供してきました。

今年の大会は、デジタル・スポーツ体験においてスピードよりも正確性が重視され、AIを活用した機能へのファンの期待が高まる中で開催されます。IBMの委託によりMorning Consult社が実施した最新のグローバル調査(英語)によると、調査対象となった世界のテニス・ファンの91%が試合中にスポーツ・アプリを利用しており、64%がAIを活用したスポーツ関連のコンテンツに高い信頼を寄せていることが明らかになりました。

今年の体験の中心となるのが、新たに登場する「Live Updates」ホームページです。ファンが最も関心のある試合の展開を、よりスマートかつパーソナライズされた形で追うことができます。ファンはお気に入りの選手を優先して表示し、自分が特に関心のある試合や洞察、およびストーリーにすばやくアクセスできます。

新たに導入される「Serve Quality」指標により、ファンはサーブをこれまでとは異なる視点から楽しめるようになります。シングルスの全254試合で利用できるこのAIを活用したツールは、IBM Bobを活用して開発した高度な四肢トラッキング技術を用いて、すべてのサーブの動きを正確に分析します。身体とラケット全体にわたる21のデータ・ポイントを毎秒50回追跡することで、手首の曲げ方から、選手の脚から胴体へとエネルギーが伝わる動きまで、サーブにおけるさまざまな要素を捉えます。これにより、大会期間中に約12億件のデータ・ポイントが生成されます。効率性、正確性、一貫性、ボール・トスなどを含む継続的なライブ・データは、IBM Confluent上で管理されます。その結果、「Serve Quality」スコアをほぼリアルタイムで算出できるようになり、ファンは優れたサーブを生み出す要素を新たな視点から理解できるようになります。

今年新たに加わる 「Key Moments」機能は、これまで好評を得てきたリアルタイムの勝利確率予測機能「Likelihood to Win(勝利の可能性)」を拡張したものです。単に「誰が勝っているのか」だけでなく、「なぜ勝っているのか」をファンが理解できるよう支援します。「Likelihood to Win」は、シングルス全試合を対象に、現在および過去の統計データ、専門家の見解、試合の勢いといった要素をAIが総合的に分析し、各選手の勝利確率を算出します。「Key Moments」はこれに加えて、試合の流れを瞬時に変える重要な局面や転機、勢いの変化を捉え、より豊富な情報をまとめて提供します。

機能が強化された「Match Chat」では、試合中のインタラクティブなコンパニオンとして、ファンが自分の言葉で質問すると、すぐに対話形式の回答を得ることができます。一部の回答ではテキストだけでなく、文脈理解を深めるために関連する写真や動画もあわせて表示されるようになりました。watsonx Orchestrateを基盤とする「Match Chat」は、リアルタイムの試合データ、分析、過去の情報を組み合わせて回答を生成します。また、USTAの編集スタイルやテニス特有の表現に基づいて学習された複数のAIエージェントと、目的に応じたモデルを組み合わせることで、コート上の状況に即した自然な回答を提供します。

USTA シニア・ディレクターでデジタル戦略担当のブライアン・ライヤーソン氏(Brian Ryerson)は、次のように述べています。「今年のIBMとの取り組みは、デジタル・ファン・エンゲージメントの可能性を大きく広げる、画期的なものとなりました。IBMのAIの能力を活用することで、世界中の数百万人のファンに向けて、新しく革新的で高度にパーソナライズされたコンテンツやインサイトを提供するとともに、全米オープンの各試合を通じて、魅力的なストーリーを伝える能力を大幅に高めることができます」

IBM チーフ・グローバル・アフェアーズ・オフィサー兼シニア・バイス・プレジデントのジョナサン・アダシェック(Jonathan Adashek)は、次のように述べています。「USTAとのパートナーシップは、デジタル・スポーツ体験のあり方を引き続き変革しています。コートからリアルタイムで流れ込む数百万件のライブ・データ・ポイントを取得し、それらを自動的にワークフローへ振り分けることで、数分から数時間で実用的なインサイトを提供することができます。Confluent、BobをはじめとするIBMのテクノロジーが持つこれらの機能によって、よりインテリジェントな体験を実現し、データからより大きな価値を引き出すとともに、全米オープンに新たな変化をもたらしています」

2026年全米オープンは、現地時間の8月23日から9月13日まで開催されます。これらのIBMのテクノロジーやその他の機能については、USOpen.orgをご覧いただくか、すべてのモバイル・デバイスで利用できるAppleおよびAndroidのアプリ・ストアからUS Openアプリをダウンロードしてご覧ください。

当報道資料は、2026年8月24日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。こちらを参照ください。

IBM、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/trademark をご覧ください。

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