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- ソフトウェアエンジニアを解雇されてブルーカラーに転身…溶接工としての日々にレイオフされる不安はない
ソフトウェアエンジニアを解雇されてブルーカラーに転身…溶接工としての日々にレイオフされる不安はない

- タビー・トニーさんは2025年5月、テック業界の職を解雇された。そして、ソフトウェアエンジニアから溶接工に転身した。
- トニーさんは、短期集中型の溶接プログラムを修了し、すぐにオクラホマ州で溶接の仕事に就いた。
- 収入は下がったものの、トニーさんは溶接業界が手堅く安定している点を評価している。
この記事は、オクラホマ州在住の38歳の溶接工で、元ソフトウェアエンジニアであるタビー・トニー(Tabby Toney)さんへのインタビューに基づいている。文章はわかりやすさと長さを考慮して編集している。
2025年5月にソフトウェアエンジニアの職を解雇された後、私はテック業界に対して強い怒りを感じていた。
知的な刺激と、創造的な問題解決の機会を与えてくれるテック業界を愛していたが、AI(人工知能)が業界や雇用市場に変革をもたらし始めたことで、そうした要素が奪われていくように感じていた。そして、次の仕事を探す前に、1カ月の休みを取ることにした。
休んでいるあいだに、家族の溶接道具を借りて使ってみた。子どもの頃、祖父のガレージを走り回っていたのを覚えている。そこでは、祖父と父がよく作業していた。実際にやってみると、自分でも驚くほど、溶接の仕事が気に入った。新しい業界でゼロからやり直すのは気が進まなかったものの、テック業界ではレイオフが絶えなかったので、安定した手堅い仕事を離れるという感覚はなかった。
今は、フルタイムの溶接工をしている。以前のように仕事がなくなる不安を常に感じることはなくなり、それがこの業界に移って最も心安らぐ点だ。
解雇から新しいキャリアへの移行は、思った以上に早かった
転身を決意すると、まずは友人向けに溶接の副業を始めつつ、受講できる溶接のコースを探し始めた。
複数の職業訓練プログラムに応募した。先着順のプログラムもあったが、最終的に通うことになった学校では、自分がなぜ溶接を志すのかを説明する小論文を課せられ、それが合否の判定材料になった。
8月に、社会人向けの短期集中型溶接プログラムに通うことが決まった。週40時間、5カ月間のプログラムは、すべてを習得するのに十分な長さとはいえなかったが、受講者を迅速に労働市場へ送り出すことを目的としていた。同じ学校が提供していたもう一つの溶接プログラムは、短期集中型ではなく、修了まで2年かかるものだった。
費用は驚くほど安かった。本来はプログラム全体で約3000ドル(約48万円)だったが、一部の企業が、異業種からの転身を目指す学生のために寄付をしてくれていたのに加えて、私は奨学金も受けていた。
卒業後は学校が就職の手助けをしてくれた
学校は、地元企業と連携して学生の就職活動を支援しており、時には、それらの企業が卒業生を直接採用してくれることもあった。私が現在の仕事に就けたのもそのおかげだ。学生は、企業の担当者と模擬面接を行ない、そこでの仕事について話を聞いた。
私も、在学中に現在の会社と面談した後、先方から連絡があり、正式な面接プロセスを経て採用された。
12月半ばにプログラムを修了し、1月の第1週から働き始めた。就職活動をする覚悟をしていただけに、仕事が決まるまでのスピードには驚いた。
溶接工としての日々はテック業界とはまるで違うが気に入っている
私の仕事は、電柱にハシゴ用の留め具など付属品を取り付けることだ。1日12時間、週3日働き、その後、4日間の休みを取る。
シフトの開始時に、図面を受け取って、担当する電柱を指示され、そこで完了するまで作業する。作業が1日で終わることもあるが、状況による。電柱に100個以上の付属品を取り付ける場合は、数日かかることもある。
学ぶことは多かったが、いやになるだろうとは思わなかった。それどころか非常に驚いたのは、この仕事が本当に好きだということと、1日があっという間に過ぎていくことだ。先輩の溶接工たちは皆、とても親切で助けてくれる。
テック業界の仕事が恋しくなる日もある。たいていは、作業場が空調管理されていないのが理由だ。だから、すごく寒い日や暑い日は、暖房や冷房が恋しくなる。そうした些細なことを除けば、あの業界を、あのタイミングで辞めて本当に良かったと思っている。
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