- MONEY INSIDER
- マネープラン
- FIREを実現した人々が注目した「3つの大きな支出」

- Business Insiderはこれまでに数十人の早期退職者に取材した。
- 彼らの多くは、コーヒー代のような細かな節約ではなく、「3つの大きな支出」の見直しを重視していた。
- 住居費、交通費、食費を抑えることで、家計の状況が大きく改善する可能性がある。
もしあなたが早期リタイアや経済的自立を目指したり、家計を改善したいと考えているのならば、まず「住居費」「交通費」「食費」の3つの支出をしっかり見直すべきである。
これらは「3大支出」と呼ばれているもので、多くの家庭にとって、最も大きな出費になりやすいものだ。実際、早期リタイアを実現した人たちの多くは、コーヒー代や動画配信サービスの料金のような細かな支出を気にしすぎるのではなく、この3つのコストを減らすことに力を入れてきたと語っている。
「こうした大きな支出をうまく管理できるようになれば、かなり多くのお金を浮かせることができる。その結果、細かな出費をいちいち気にしてストレスを感じる必要がなくなる」と、妻のアリ(Ali)とともに30代でリタイアしたジョシュ・ルポ(Josh Lupo)はBusiness Insiderに語っている。
どうやって「3大支出」を減らすのか
ルポ夫妻を含む早期リタイアを実現した人々の間で人気がある方法のひとつが、「ハウスハッキング」で、自宅の一部を貸し出し、その家賃収入で住居費の一部、あるいは全額をまかなう方法だ。
この方法は、まず住宅を所有する必要があり、そのための頭金や諸費用を支払うための貯蓄が求められる。しかし、うまくいけば、毎月の住宅費を大幅に減らしたり、場合によってはゼロにしたりすることも可能だ。
ルポ夫妻は、デュプレックス住宅(2世帯分の住居が入った住宅)を購入し、自分たちは片方の部屋に住み、もう片方を貸し出すことで、ニューヨーク州北部での住居費を実質ゼロにしたという。それ以前は、毎月1300ドル(約20万3900円)の家賃を支払っていた。
もし今すぐ住宅を購入するのが現実的でない場合でも、住居費を抑える方法はほかにもある。例えば、ルームメートと暮らす、より小さな家に引っ越す、あるいはもっと良い家に住める余裕ができてもあえて今の住まいに住み続けるなどだ。この最後の方法は、カナダ、トロントで住宅価格が高騰し、家を買うのが難しいと感じていたクリスティ・シェン(Kristy Shen)とブライス・レオン(Bryce Leung)の場合にも効果があったという。
2人は住宅を購入する代わりに、変わらず質素なアパートに10年間住み続けた。
「私たちは住まいのグレードを上げなかった」とシェンは語っている。
「友人たちの多くは家を買ったり、2LDKや3LDKの広い部屋に引っ越したりしていた。でも私たちは、タウンハウスの上階にある1ベッドルームの部屋に住み続けた。そのおかげで、10年間住んでいる間、支払う家賃はほとんど変わらなかった」
食費を減らすには、まず家で食事をする回数を増やすことが重要だ。もしテイクアウトやデリバリーの習慣をやめたいのであれば、フードデリバリーアプリをスマートフォンから削除してみるのもひとつの方法だ。もちろん、外食を完全にやめる必要はない。特に、外食を楽しみにしている人であればなおさらだ。大切なのは、「普段の食事は家で食べる」を基本にすることだ。
交通費も工夫次第で大きく節約できる支出だ。例えば、公共交通機関が利用できる地域に住んでいるのなら、より積極的に使うことで出費を抑えられる。難しい場合でも、状況によっては、車移動の一部を自転車や徒歩に置き換えることができる。車に乗る回数を減らす、あるいは場合によっては車そのものを手放すことで、ガソリン代や保険料、維持費、修理費などを削減できる。
スティーブン・キーズ(Steven Keys)とローレン・キーズ(Lauren Keys)夫妻は、早期リタイアを目指していて働いていた時期、中古車1台を2人で共有し、食事の90%を自宅で作っていたという。
2人によると、この10年間で年間支出は一度も2万6000ドル(約407万8100円)を超えなかったという。その結果、社会人になったばかりでそれぞれの年収が約4万ドル(約627万4000円)ほどだった頃も、収入の大半を貯蓄に回すことができた。





















