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- 量子コンピューティング株、「急騰」する。トランプ政権による約3000億円の投資を受けて

- 21日(米時間)、トランプ政権による20億ドル(約3100億円)の投資発表を受け、量子コンピューティング関連株が急騰した。
- インフレクション(Infleqtion)が23%高で量子株の上昇を牽引。リゲッティ(Rigetti)は13%高、Dウェーブ・クォンタム(D-Wave Quantum)は15%高となった。
- IBMは20億ドルの資金のうち半額を受け取る予定だが、純粋な量子コンピューティング専業株と比べると株価の上昇幅は小さかった。
21日(米時間)、ホワイトハウスによる量子コンピューティング分野への大規模投資のニュースを受け、関連株が急騰した。
米商務省は、同分野の主要企業数社に対して総額20億ドル(約3100億円、1ドル=155円換算:以下同)の補助金を交付すると発表した。2025年10月、ホワイトハウスは複数の量子コンピューティング企業への株式取得の可能性を示唆していた。今回、その計画が具体的に動き出した形だ。
「本日のCHIPS研究開発投資による量子コンピューティングへの取り組みにより、トランプ政権は世界をアメリカのイノベーションの新時代へと導いている」とハワード・ラトニック(Howard Lutnick)商務長官は述べた。「これらの戦略的な量子技術投資は国内産業を強化し、数千もの高賃金の雇用を創出しながら、アメリカの量子技術力を向上させるものだ」
新規上場の量子コンピューティング株であるインフレクションが、発表後のセクター全体の上昇を牽引。21日における同分野の主な値上がり銘柄は以下の通りだ。
- インフレクション(Infleqtion):+23%
- Dウェーブ・クォンタム(D-Wave Quantum):+16.5%
- リゲッティ・コンピューティング(Rigetti Computing):+14%
- グローバルファウンドリーズ(GlobalFoundries):+13%
- クォンタム・コンピューティング(Quantum Computing):+11%
- IBM:+7%
インフレクションは、シトロン・リサーチ(Citron Research)のアンドリュー・レフト(Andrew Left)をはじめとする一部の投資家から高く評価されており、AI分野のリーダーであるエヌビディア(NVIDIA)との関係を強みに、量子コンピューティングブームを活用する最良の投資先として推奨されている。
ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)が20億ドルのパッケージのうち約半額がIBMに交付されると報じた一方、同社の株価上昇率は量子コンピューティング専業の他銘柄に後れを取っている。
半導体メーカーのグローバルファウンドリーズ(GlobalFoundries)は3億7500万ドル(約581億円)を受け取る予定で、Dウェーブ、リゲッティ、インフレクションなど他の企業は各100万ドル(約1.55億円)を受け取る見込みだ。
「量子コンピューティングは、経済競争力、技術的リーダーシップ、そして国家安全保障における基盤技術として台頭しつつある」とインフレクションのCEOマット・キンセラ(Matt Kinsella)は述べる。「この投資は量子イノベーションの変革的な可能性を示すものであり、量子コンピューティングにおける米国のリーダーシップを加速させるべく商務省と協力できることを光栄に思う」
大手テクノロジー企業は2025年以降、量子コンピューティングに全力で取り組んできたが、今や議会もその流れに加わっていることが明確になった。2026年に入り、前年に急騰した量子コンピューティング関連株の多くは苦戦を強いられているが、ホワイトハウスが業界支援への強い意志を改めて示したことで、反転の機運が高まっているようだ。
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