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- KPMG、若手育成にAIシミュレーションを導入…単純作業の自動化に伴うスキル習得の課題を解決

KPMGアメリカ法人では、従業員が税務申告に習熟するために何年もの実地で反復作業を行うことが不要になるかもしれない。
同社は、かつて何年もの単調な作業を通じて習得していたスキルを従業員が身につけられるよう設計された、AI(人工知能)を活用したシミュレーションツールをテストしている。
このツールの目的は、AIが業務を担い始める中で、特に若手スタッフが税務申告の詳細を学べるようにすることだと同社の税務担当チーフデジタルオフィサーであるブラッド・ブラウン(Brad Brown)氏は述べた。
以前と比べて、その業務を繰り返す機会は減るでしょう。だから、その空白を埋めるものが必要だったのです。
AI時代以前は、同社のキャリア初期の税務専門家は通常、クライアントの申告書を作成する作業に約4年を費やしていたとブラウン氏は述べた。その反復が判断力を育てていたのだ。
経験を積むにつれ、スタッフはアドバイザーに近い存在となり、ビジネス上の意思決定、規制、税務上の影響の相互関係についての指針を提供できるようになると彼は述べた。
「TaxSIM」と呼ばれる同社のソフトウェアツールは、ゼロから申告書を作成する回数を減らしながら、大量かつ高速なシミュレーションを通じてスキルを「はるかに迅速に」習得できるよう支援することを目的としているとブラウン氏は述べた。
このソフトウェアは、年内に同社の税務スタッフ1万人が利用できるようになる予定だ。
KPMGのアプローチは、ホワイトカラーの広範な職種に重くのしかかる問題を解決しようとする試みだ。その問題とは、AIがスキル習得の基盤となる単調な作業を引き受けるようになったとき、何が起きるのかということだ。
このAIトレーニングの発想は、ゲーム「グランツーリスモ」がサーキットを疾走する体験をシミュレートするのと似ていると、KPMGと共同でこのツールを開発したCentaurian AIの共同創業者兼CEOであるケス・サンパンサー(Kes Sampanthar)氏は述べた。
「適切なフィードバックを得られれば、どんどん上達するトップアスリートのようなものです」と彼は言った。
「驚異的な進歩の速さ」
さまざまなクライアントの状況に遭遇するまで何年も待つ代わりに、ビッグ4の一角を占める同社の税務スタッフは、シミュレートされたシナリオを次々と体験できるようになる。このツールは、ユーザーの意思決定に基づいて異なる結果を提示する。
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