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溶けつつあるノルウェーの氷河で、数多くの古代の遺物を発見

- ノルウェーの氷河が融解し、石器時代、鉄器時代、中世の遺物が姿を現している。
- 古代の遺物の多くはまだ謎に包まれているが、山を越える交易路が存在していたことを示唆するものもある。
- ここでは、この夏、最も氷が溶けた地域でノルウェーの氷河考古学者が発見したものを紹介する。
世界各地で氷河が融解する中、神秘的で興味深い遺物が姿を現している。
毎年、凍った山々から奇妙な木製の道具、像、古代の人骨などが見つかり、考古学者たちを引き付けている。
ノルウェーは、「氷河考古学」という新たな研究分野の最前線に立っている。「Secrets of the Ice(氷の秘密)」というプログラムを共同運営するエスペン・フィンスタッド(Espen Finstad)によると、同国では約4500点の遺物が発見されており、これらは世界の氷河考古学における発見の半数以上を占めるという。
そして彼らは、発見したものをつなぎ合わせ、氷河を越えて発達した古代の交易路や産業について解明しようとしている。
今回の発掘シーズンには特に大きな成果が得られたという。彼らが発見したものを紹介する。
※本記事は、2025年3月2日に公開した記事の再掲です。
何千年にもわたり、人々は交易のためにノルウェーの氷河を越えて歩んできた

石器時代から、狩猟や移動、交易のための道は、ノルウェーの海岸と内陸部を結ぶ山々を越えていた。
「我々にとってラッキーなことに、これらの交易路のいくつかは、氷の上を通っていた」とフィンスタッドはBusiness Insiderに語っている。
古代の旅人たちが残した物は、何世紀もの間、氷の中で凍りついていたが、近年になってようやく発見された

人類がエネルギーとして化石燃料を燃やし、熱を閉じ込めるガスを大気中に放出してきた結果、地球の気温は数十年にわたって上昇し続けている。その影響で世界各地の氷河が融解し、その中に閉じ込められていた古代の遺物が姿を現している。
遺物の中には、現代でもなじみ深いものもある。例えばこの手袋だ

だが、この「攪拌棒」のように、現代のものとは大きく異なるものもある

レンドブリーン氷河からは、大量の遺物が発見されている

「その氷の中にはたくさんの宝物が眠っている」とフィンスタッドは言う。
バイキング時代から中世にかけて、レンドブリーンを超える移動ルートがよく使われていた。考古学者たちはほぼ毎年そこに足を運んでいる。
2024年の夏、氷の融解が進んだことで、数多くの新たな発見がもたらされた

フィンスタッドによると「発掘シーズンが終わるころ、融解が急速に進んだ」という。
約7人の考古学者からなるフィンスタッドの研究チームは、山脈にある12カ所ほどの遺跡を訪れ、遺物を探し続けた

チームは馬で道具を発掘現場に運び、そこにキャンプを設営した

チームは9日ほど発掘現場に滞在した。
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