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- スペースX上場をきっかけに考えてみた。驚異的な含み益が生じた保有株式をどう扱うべきなのか
連載
ビッグテックの動向
週明け、スペースX(SpaceX)の株価が急落し、株式公開後に購入した個人投資家も、株式報酬として自社株を保有する既存株主や従業員も若干動揺したのではないでしょうか。
6月22日月曜日は前営業日比16.4%下落の154.6ドルで引け、公開初値を割り込みました。時価総額は2兆ドル台をキープしたものの、ここからの値動きにますます利害関係者の注目が集まりそうです。

スペースXの上場を通じて数多くの関係者が(ひとまず)莫大な利益を手にし、ロックアップ(売却制限)期間の終了を心待ちにしている株主も少なからずいると思いますが、幸運にして上場株式を手にした人たちはそれをどう扱うのがベストなのでしょうか。
誰にとっても、資産を維持したり拡大したりするのは簡単なことではありません。日本と米国とでは税制が異なるため、資産管理・運用の手法を直接的に輸入することはできませんが、それでも基本的な思考や戦略を理解しておくのは非常に有用であり、スペースXの株価が今後どう動いていくかを予測する材料にもなるはずです。
本日は米国編集部のテックアンカー(分野責任者)を務めるアリステア・バー記者が、テクノロジー企業が集中するシリコンバレーで富裕層向けの資産運用を手がけるプロフェッショナルに聞いた興味深い話をすべてお届けします。
譲渡益には巨額の税金が課される

AI革命によりシリコンバレーにかつてない富の波が押し寄せています。テクノロジー企業の従業員たちは間もなく誰もが羨(うらや)む悩みに直面することになるでしょう。そう、莫大な価値を持つ自社株をいかに扱うべきか、という問題です。
スペースXの新規株式公開(IPO)は数千人のミリオネア(純資産100万ドル以上)とセンチミリオネア(同1億ドル以上)を生み出しました。アンスロピック(Anthropic)やオープンAI(OpenAI)をはじめとする他の未公開企業もすでに上場申請を済ませており、時期はともかく相当な数の百万長者、億万長者を誕生させそうです。





























