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- 大金を稼げると思ってコンピューターサイエンスを学ぶのは愚かなこと
大金を稼げると思ってコンピューターサイエンスを学ぶのは愚かなこと

- リプリットのアムジャド・マサドCEOは、「お金のためだけにコンピューターサイエンスを学ぶべきではない」と語っている。
- マサドによると、コンピューターサイエンスに深い情熱を持つ人々が活躍できる余地はまだ十分にあるという。
- AIがコーディングに影響を与えている今でも、コンピューターサイエンス教育には変わらず価値があると考えるテック業界のリーダーは多い。
「お金のためだけにコンピューターサイエンスを学ぶべきではない」とリプリット(Replit)のCEO、アムジャド・マサド(Amjad Masad)は語っている。
2026年5月3日に公開されたポッドキャスト番組「20VC」の中で、マサドは、「コンピューターサイエンスに強い興味を持っていない若者は、この分野を学ぶべきではない」と話した。
「もし光に引き寄せられる虫のように、その分野に強く惹かれる感覚がないのであれば、『グーグル(Google)で働けば大金を稼げる』と言われたからという理由だけで進むべきではない」と彼は語った。
「本人が本心から強い興味を持っていないのであれば、コンピューターサイエンスに進むように勧めるのは、かなり愚かなことだ」
マサドは2016年に、オンラインでプログラム開発ができるサービス、レプリット(Replit)を共同創業した。その後、同社はAIエージェント主導のアプリ開発サービスへと事業の軸足を移し、現在はマイクロソフト(Microsoft)傘下のギットハブ(GitHub)やカーソル(Cursor)、さらにラバブル(Lovable)やエマージェント(Emergent)のような「バイブコーディング」系ツールと競合している。同社には、アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)、コーチュー(Coatue)、Yコンビネーター(Y Combinator)などの投資家が出資している。
「2000年代初頭には、コンピューターやプログラミングへの強い関心からこの分野に進む人が多かった」とマサドはポッドキャストは説明する。しかしその後、コンピューターサイエンスは「過熱した」人気分野となり、「簡単にお金を稼げる業界」と見なされるようになったことで、大学のコンピューターサイエンス学部も急拡大したのだ。だがAIの登場によって、そうした状況は変わりつつあると彼は話している。
「今でも、本当に興味があるのであれば、この分野で活躍する道はある。機械学習やAIの分野に進んで、大手AI研究機関や私たちのような企業で働くこともできる」
彼は、「AIモデルが進化してもデータ構造やアルゴリズムといった基礎は変わらない。コンピューターサイエンスの『土台となる仕組み』を理解している人材は、今後もテック業界で必要とされ続ける」と語っている。
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