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- 出光興産・石油会社が「フュージョン」へ初出資。米1億ドル調達、新興核融合ベンチャーの実力。日本のあの企業との関係も

5月28日、出光興産が同社のCVCである出光CVCを通じて、米プリンストン大学発の核融合ベンチャーのThea Energy(シア・エナジー)に出資したことを発表した。出光興産として核融合関連企業への出資は初めて。出資額は非公表だ。
出光による今回の出資は、核融合に関する技術動向や事業化の知見を早期から蓄積することを目的としているという。ただ、リリースでは「合成燃料、アンモニア、水素の製造に活用できる可能性がある」とも発表しており、長期的には新しいエネルギー・熱源を利用した次世代燃料の製造に活用していくことも視野に入れている。
米プリンストン大発、1億ドル調達フュージョンベンチャー

核融合(フュージョン)とは、原子同士が融合することで全く別の原子へと変わる反応のこと。この反応の際に、膨大なエネルギーが発生することから、世界では核融合を人工的に制御した形で発生させ、熱や発電といったエネルギーとして活用するための研究開発が繰り広げられている。2025年9月段階で、全世界での核融合産業に対する民間投資額は累計で1兆円を超えている。
今回出光興産が出資を発表したThea Energyは、2022年に設立したばかりの米プリンストン大学からスピンアウトした核融合スタートアップだ。核融合装置の中でも「ステラレーター装置」と呼ばれるタイプの核融合炉を開発している。
同社は、5月27日にシリーズBで1億ドルの資金調達を実施したと発表しており、出光興産もこのシリーズで出資者に加わった形だ。なお、累計調達額は1億3000万ドル(約200億円)にのぼる。






























