


























名護市辺野古沖での転覆事故を巡り、文部科学省が研修内容について教育基本法に違反すると指摘したことについて、平和学習に携わる現場の声を紹介します。
さびら 島袋寛之さん:
本来は安全面の指導だけで良かったはず。学習内容の面まで踏み込んだのは行き過ぎたと思う。萎縮というよりも自粛ですよね。今後自粛が増えて来る可能性があるかなとは思っています
沖縄県内で平和学習平和学習プログラムを提供する「さびら」の代表を務める島袋寛之さん。
県外の修学旅行生などを対象に沖縄戦の戦跡や基地のある街をガイドしたり、ワークショップを通じて、戦争や平和について考えてもらうだけでなく、戦後から今に続く沖縄の辿ってきた歴史についても伝えてきました。
辺野古沖での転覆事故で文科省が教育現場での「政治的活動を禁じる」とした教育基本法第14条第2項に違反すると判断した事について、これまでのところ依頼のキャンセルは出ていないものの、今後の平和学習に与える影響は大きいと感じています。
さびら 島袋寛之さん:
平和学習を政治活動として捉えるという所がすごく気になって。政治の事について学ぶ、考える、感じるという事までも、今後文科省が踏み込んでくる可能性がある
島袋さんは沖縄戦を起点に、多様な学びを提供してきた平和学習の意義を次のように説明します。
さびら 島袋寛之さん:
沖縄戦だけを学べば良い訳じゃない。その後の沖縄社会において、文化においてどういう影響を持ってきたかっていうのを学ぶのが平和教育であれば、抗議活動だったり運動だったりというのはその延長線上の点でしかないんです。線引きはしちゃいけないと思いますね
島袋さんは今回の事故について、安全性の面で問題はあったとして学校側の責任や今後の対応策は当然必要だと指摘します。
その一方で、平和学習の本来の目的や意義を見失うことがあってはいけないと訴えます。
さびら 島袋寛之さん:
これを見るな、何も学ぶなという事、なにもしない事が中立であれば、平和学習自体の存在意義が無くなるんですよね。同志社国際高校自体も、受け入れ側も、抗議船側も本来問題はあったと思います。問題はあったと思うけれども、聞くべき声を聞こうとした点においては批判されるべきではないと思います
沖縄テレビ
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