




















25日正午ごろ、東京・銀座で何者かがスプレーのようなものを吹きかけました。
20人以上が頭痛などを訴え、現場は一時騒然となり、犯人は午後4時半現在も逃走中です。
東京・銀座を埋め尽くした、たくさんの消防や警察車両。
25日昼ごろ、何者かが刺激臭のあるスプレーを吹きかけ、多くの人が体調不良を訴える事件が発生しました。
現場にはガスマスクをした隊員やボンベを背負った隊員の姿も。
道路の反対側には多くの人が集まり、物々しい雰囲気に包まれていました。
現場には、大規模災害や大量に傷病人が出た際に出動するスーパーアンビュランスと呼ばれる特殊救急車の姿が。
治療や搬送の優先順位を決めるトリアージも行われていました。
事件が起きたのは、東京・銀座の大型商業施設「GINZA SIX」です。
正午ごろ、「三井住友銀行のロビーで刺激臭がして、みんなせきをしている。自分も喉が痛い」という110番通報がありました。
防犯カメラには、男とみられる人物がスプレーをまく様子が映っていたということです。
現場近くにいた人:
においなし、色もなし。5メートルくらい近づいたら喉が急に痛くなって、むせてせきが出た。周りにいた人もみんなそう。やっと20分くらい前に収まった。
GINZA SIXで働く人:
出てきたときに普段のにおいとは違うなと。スプレーのにおいなのかは分からないが、ちょっとにおいが違うなというのはあった。
これまでに男女25人が頭痛やのどの痛みを訴え、このうち19人が病院に運ばれたということです。
残りの人も現地で応急処置を受けていますが、全員、意識はあるということです。
午後0時20分過ぎの発生直後とみられる現場の映像では、現場に消防車両が到着し、被害者を搬送するための準備も行われていました。
今回まかれたスプレーについて、元東京消防庁特別救助隊の田中章さんは「一般で市販されている護身用の催涙スプレーだと思います。スプレーを噴射すると喉の痛みとか目の痛み、主成分が唐辛子ということですので、非常に一度に多くの方が目の痛み、喉の痛みを訴えてくると思います。かなり重い症状を訴えている方は、もちろん救急車で搬送になるかと思います」と話します。
また、警視庁や消防の現場での対応について、田中章さんは「消防の方もどんな化学物質か分からないというので、地下鉄サリンをほうふつさせるような、そういった思い切った対応で出ていますので、非常に多くの隊員と車両が出ているということです」と話しています。
現場にはスプレーが吹きかけられた跡のようなものもみられ、鑑識が写真を撮影するなどして作業を行っていました。
スプレーをまいた男とみられる人物はスプレーを持って逃走していて、警視庁が行方を追っています。
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