




















中東情勢の緊迫化により、石油製品の原料となる「ナフサ」の供給不足が懸念されています。こうした中、塩釜市と水産関連の業者が意見交換会を開き、市に対して支援を求める声が上がりました。
塩釜市団地水産加工業協同組合 岸柳乃布夫組合長
「原料高い経費が上がることは、売価を上げないといけない。売価上げるとますます魚離れが進み売れなくなる」
意見交換会では水産物の加工や輸送、卸売の業者などから、「ナフサ」の供給不安により、漁船の燃料の調達が難しくなっていることや、包装資材の不足などが報告されました。
その上で、塩釜市に対し、低い金利で利用できる融資制度の提供など、支援を求める声が上がりました。
塩釜市 佐藤光樹市長
「国が現状に対してどのように自治体に対して向き合ってもらえるのか。窮状を伝えることによって、厳しさも含めて温度感を伝えていきたい」
実際に現場からも不安の声が上がっています。
塩釜市にある、主に水産加工品用の「包装資材」を扱う卸会社です。
プラスチック製のトレーやカップなど、数百種類を扱っていて、宮城県内外のおよそ80社に資材を卸しています。
笹原製函所 岡部浩一営業部長
「ここにあるのは海藻のトレーです」
Q.これもナフサ由来?
「完全にナフサ由来」
Q.これも値上がり?
「来ますよ、6月から20~30%」
商品の至る所に「ナフサ」が使われているといいます。
笹原製函所 岡部浩一営業部長
Q, シールそのものではなくて、後ろの?
「ベタベタした面(接着面に)溶剤を使う」
Q.それがナフサ由来?
「ナフサ由来!商品の『顔』になる部分、これも最近値上げという話がきた」
すでに一部のメーカーからは二度目の価格改定の通知がきていて、卸先に価格を転嫁せざるを得ないといいます。
笹原製函所 岡部浩一営業部長
「苦しいというか心苦しい。手づかみで持って帰るわけにもいかないし、容器類が無くなったら本当に大変なことで、紙に包んでというわけにもいかないので、もう不安しかない」
また、この会社が受けたのは、ナフサの供給不安による影響だけではありません。
笹原製函所 岡部浩一営業部長
「ワカメ海藻がないので、それに使うダンボールがもう要らない。注文して取ってしまってる分も、在庫としてそのままっていう状態」
今年3月、塩釜港で宮城海上保安部の巡視船から重油が流出し、養殖ワカメやコンブなどが全て廃棄処分になってしまったことで、本来であれば加工や出荷に必要だった段ボール「数万枚」が在庫として余ってしまいました。
笹原製函所 岡部浩一営業部長
「ダブルパンチ以上ですね」
仙台放送
宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。
此内容由惯性聚合(RSS阅读器)自动聚合整理,仅供阅读参考。 原文来自 — 版权归原作者所有。