
























富山県内では4月から寺での火事が相次いでいます。
木造建築が多い寺や神社。一度出火すると、大きな火事になるおそれがあります。
県内ではどのような対策がとられているのか、取材しました。
激しく燃え上がる炎。煙が立ち上り、周囲にたつ墓石が赤く照らされています。
5月16日、高岡市利屋町の大法寺で起きた火事です。
周辺の住宅にも延焼し、合わせて13棟への被害が確認されています。
また4月24日には、富山市豊城町の蓮照寺で火事があり、本堂などが全焼しました。
2025年までの過去10年で県内の寺と神社で起きた火事は10件。出火原因が判明した4件のうち2件が「ろうそく」でした。
富山市梅沢町にある臨済宗蓮華寺です。
*臨済宗蓮華寺 水口圭倫副住職
「お参りのときはろうそくつけることが多い。対策として、火災報知器を付けた。火のもとが近いことで大きい音もなる。火の近くだからこそ」
お参りに欠かせない、「ろうそく」。
蓮華寺では能登半島地震をきっかけに、防火対策を強化しようと、2026年、合わせて4つの火災報知器を設置しました。
さらに、檀家などが本堂でろうそくに火をつける際は必ず、立ち合っているといいます。
*臨済宗蓮華寺 水口圭倫副住職
「火をつけたり消す時もしっかりと見て管理をすることを徹底している。立ち合いのもと、放置はしないように心がけている」
隣接する居住スペースでは火災報知器を設置したほか、家電製品のコンセントにも細心の注意を払っています。
*臨済宗蓮華寺 水口圭倫副住職
「コンセントが古くなっている。コンセントにはさしっぱなしにしない。延長コードを使うことのある。年数が経てば、新しいものに変更するという対策をしている。(本堂を)対策しても居住スペースから火のもとが広がることもある。家族一人ひとりが気を付けて生活をしている」
こうした対策をするなか、悩ましいというのが「ろうそく」の扱いです。
県内の複数の寺を取材すると、最近、火が小さい「洋ろうそく」や「電気式」のろうそくに替える寺が増えています。
*臨済宗蓮華寺 水口圭倫副住職
「LEDのろうそくは使っていない。檀家さんの家でお参りするとき、LEDのろうそくや線香があると、火事の対策になる。火をつけるお参りは大事なことではあるが(LEDろうそくは)対策をする上では大事」
伝統ある寺を守るために、今後もできる限りの対策を行いたいとしています。
*臨済宗蓮華寺 水口圭倫副住職
「どんなきっかけで(火事に)なるか分からないという思いを改めて再認識した。これだけ対策をしていても起きてしまうかもしれない。常に心や頭の中に置いておくことが大事」
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