ロシアがキーウに新型弾道ミサイル使用 ウクライナのゼレンスキー大統領「常軌を逸している」
ロシア国防省は、ウクライナへの大規模攻撃に新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使用したと表明しました。
ウクライナ首都、キーウのクリチコ市長などによりますと、23日夜から24日にかけてキーウと周辺地域がロシア軍の大規模攻撃を受けました。
キーウでは集合住宅や教育施設などが被害を受け、少なくとも2人が死亡、80人以上がけがをしました。
また、チョルノービリ原発事故の被害を伝える国立博物館も被害を受け、展示品の約4割が失われたとしています。
さらに、キーウ近郊でも少なくとも2人が死亡しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、被害を受けた地域を訪れ、ロシア側の攻撃を非難しました。
ゼレンスキー大統領:
美術館や学校、普通の住宅、そして事故から40年に合わせて1カ月前に建てられたチョルノービリ博物館も攻撃された。
一方、ロシア国防省は24日、キーウと周辺地域への大規模攻撃について、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使用したことを認めました。
攻撃の対象は軍事関連施設だとしたうえで、「民間インフラへの攻撃は一切計画しておらず、実施もしていない」と主張しています。
これに対しゼレンスキー氏は、オレシュニクの使用について「常軌を逸している」と非難しました。
プーチン大統領は、ロシアが占領するウクライナ東部ルハンスク州のスタロビルスクで22日、ウクライナ軍の攻撃で21人が死亡したことを受け、報復攻撃を示唆していました。
和平交渉が停滞するなか双方の攻撃が激しさを増しています。
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