

























FIFAワールドカップ1次リーグで日本代表は、FIFAランキング8位・過去3度準優勝の強豪オランダと初戦を戦い、2対2で引き分けた。試合終了間際に鎌田大地が値千金の同点ゴールを決め、決勝トーナメント進出へ向けて貴重な勝ち点1を手にした。富山市内でもパブリックビューイングが開かれ、早朝から約80人のサポーターが手に汗握る展開を見届けた。

試合が行われたのは早朝。それでも富山市のHUBマルート店では、約80人のサポーターがパブリックビューイングに集まり、熱気に包まれた。
「押される展開になると思うが、しっかりカウンター決めて日本が勝ってくれるのを信じている」
試合前、そう語ったサポーターの言葉通り、試合はオランダがボールを握る苦しい展開になった。しかし日本は最後まで諦めず、最終的に引き分けという結果をもぎ取った。
会場にはオランダからの観光客の姿もあり、「オランダが勝つところだったが、日本とオランダは友達だから同点でも大丈夫」笑顔で語っていた。
試合の相手はFIFAランキング8位、過去3度の準優勝を誇るオランダだ。立ち上がりからオランダがボールを支配する展開となった。
前半3分にはペナルティーエリアから強烈なシュートを浴びたが、GK鈴木彩艶がビッグセーブで失点を防いだ。日本のチャンスは数少なかったが、前半43分にはMF中村敬斗がペナルティーエリアでクロスを受けてシュート。惜しくも枠の左に外れ、前半は0対0で折り返した。

ハーフタイム、富山のサポーターからは「何とか抑えていると思う。最低でも勝ち点1を取ってほしい」との声が上がった。

後半は早々に試合が動いた。後半5分、オランダは主将ファンダイクのヘディングで先制。しかし日本も後半12分、中村敬斗がペナルティーエリアで強烈なシュートを叩き込み、すぐさま同点に追いついた。
「追いつかれた方ではなく追いついたほうなので、より団結した感はあると思うし、チームとしても個人としても自信がついた」(中村敬斗)

だが後半19分、再びオランダに勝ち越しを許し、日本は苦しい状況に追い込まれる。それでも試合終了間際、代わって入った伊東純也のクロスに小川航基が頭で合わせ、最後は鎌田大地がコースを変える値千金のヘディングで同点に追いついた。
「前回のW杯は2戦目で不甲斐ない試合をしてしまったので、2戦目でしっかり勝ち点3を取ってグループトップを決めたい」(鎌田大地)

この試合、日本は平均身長でオランダに6センチ差をつけられ、ボール保有率でも下回るなど、数字の上では終始劣勢だった。それでも粘り強い守備と鋭いカウンターを武器に、強豪から勝ち点1をもぎ取った。
富山のサポーターも試合後は興奮冷めやらぬ様子だった。「ブラボー!リードされて苦しい展開だったと思うが、よく追いついたと思う」「たまらない。これぞサッカー。今後も引き続き応援したい」といった声が会場に広がった。
日本の次の試合は6月21日、FIFAランキング45位のチュニジアとの一戦だ。
強豪を相手に見せた粘り強さと底力。次戦での勝利と決勝トーナメント進出を、富山からも熱く後押ししたい。
(富山テレビ放送)
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