



















人手不足や気候変動など、コメ作りを取り巻く環境が変化するなか、作業の負担を減らす水を張らない田んぼが注目されています。
広大な農地を走る1台のトラクター。
一見すると、畑のように見えるこの場所。
実は、秋になるとコメが実る田んぼです。
この田んぼで導入されているのが、「節水型乾田直播」というコメ作りの技術。
従来のように田んぼに水を張らず、種をまくのが特徴です。
高齢化や人手不足が深刻化するなか、作業の負担が軽減できるとして注目されています。
農業生産法人ヤマザキライス・山崎能央代表(崎は立つ崎):
必要な時だけに水を入れる、入れっぱなしにしない。(水を)大切に使うという考え方。
通常の田植えと並行し、この技術に2年前から取り組む山崎能央さん。
これまでの稲作は、苗作りから田植えまで、多くの手間と人手が必要でした。
しかし、山崎さんの田んぼでは、自動操縦ができるトラクターで種まきを実施。
鳥の被害を防ぐため、種もみには赤いコーティングが施されています。
広さ60アール(サッカーコート約0.8面分)あるものの、種まきは1時間もかかりませんでした。
農業生産法人ヤマザキライス・山崎能央代表:
トラクター1台とオペレーター1人いれば、種がまける。たくさんのメリットがある。
芽を出した苗はそのまま土の上で成長。
必要な農薬や栄養などは、ドローンを使い、上空から散布。
秋、黄金色に実った稲を収穫します。
苗作りや田植えが不要になったことで、作業の手間は大幅に削減。
山崎さんのもとでは玄米1kg当たりの生産コストが、約340円から約75円まで低下しています。
こうした省力化を支えているのが、乾いた土でも安定して芽が出るよう工夫された種の処理や栽培技術です。
農業生産法人ヤマザキライス・山崎能央代表:
“稼げる農業”が非常に重要。稼げることによって、若い人たちが参入してくる。若い層が農業を支えていくことが、日本にはこれから必要。
日本最大級の産直通販サイトの品評会で2025年、乾田直播で育てられたコメが「冷めてもおいしい賞」を受賞。
品評会を主催したビビッドガーデン・秋元里奈代表取締役:
乾田直播で育てても、おいしいおコメを作れると。生産者側の努力も理解した上で、いろんなおコメを選んでほしい。
水を張らない田んぼでのコメ作り。
人手不足や気候変動など多くの課題と向き合うなか、日本の農業で新たな取り組みが進められています。
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