日本一ふつうで美味しい植野食堂
数々の名作が生まれた直木賞作家の自宅
本日、植野さんが伺ったのは直木賞作家の角田光代さんの自宅。
角田さんは、直木賞を受賞した『対岸の彼女』をはじめ、累計発行部数100万部を超え、映画版は日本アカデミー賞で最優秀賞を10部門獲得した『八日目の蝉』などを執筆。
さらに、世界最古の長篇小説「源氏物語」をまるで現代小説のように読みやすく訳し、高い評価を得るなど、数々の名作を世に送り出している人気作家だ。

実は、植野さんが編集長を務めていた「dancyu」でお酒や食に関する執筆も手掛け、植野さんとは10年来の食いしん坊仲間だそう。
「言葉にならない~」は文筆家の禁句
まず、玄関を開けると目の前に広がる巨大な本棚。

書斎には文学作品だけでなく、漫画もたくさん。資料は職場に置いてあるので自宅にあるのは全て趣味の本。時には2階で残業も行うそう。
続いてキッチンも併設されたリビングへ。

ここで植野さんが持参したおつまみ、カキのオイル漬けを取り出す。

早速2人で昼飲みの準備。おつまみの準備ができたところで、まずはビールで乾杯。
小学生の頃から小説家を目指していたという角田さん。1990年に小説家デビューして以降、直木賞など多くの賞を受賞しているが、中でも植野さんが注目しているのが小説やエッセイの中に散りばめられた食に関する描写だという。

角田さんが影響を受けたのは食のエッセーで活躍した作家・開高健。「開高健のエッセーに“文筆を生業とするからには、画も言われぬ~・言葉にならない~、などは書いてはいけない”というのがあって、それを肝に銘じています。でも、開高健の真似になっちゃだめだから食の描写は本当に大変」とこだわりを明かした。



























