




















アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家主席との会談で台湾を防衛するかどうか問われ、「それについては話さない」と応じたと明らかにしました。
アメリカ トランプ大統領:
習主席は台湾について非常に激しい対立を招くから独立を巡る争いを見たくないと考えている。私は彼の話を最後まで聞き、それについては話さなかった。
さらに、トランプ氏は大統領専用機内で記者団の取材に対して、中国が反発する台湾への武器の売却については「近く判断を下す」と語ったほか「台湾を統治している人物と話さなくてはならない」と述べ、頼清徳総統との協議が必要との考えを示しました。
一方、習主席は首脳会談最終日の15日に「今回の訪問は、歴史的かつ象徴的だ。我々は、米中が『建設的な戦略的安定関係』を構築する新たな方向性を確認した」と述べ、アメリカとの関係を安定させたい意向を改めて表明しました。
また、中国外務省は貿易関係の安定維持に加え、国際問題や地域問題を巡り意思疎通を強化することで合意したと発表しました。
トランプ大統領が最大の懸案としている中東情勢を巡り、イランに影響力を持つ中国の習近平国家主席の協力を得ることで、戦闘終結への糸口を見いだせるのか。
今回の首脳会談には、そうした思惑ものぞいていました。
いち早くイランとの戦闘を終結させ、秋の中間選挙を見据えて国内政策に重点を置きたいトランプ氏にとって、今回の中国訪問は、貿易問題や対米投資の拡大に加え、イランとの戦闘終結への道筋を探る狙いもありました。
トランプ氏が会談の場で「イランとの戦闘に終止符を打ちたい」と言及した場面は、習氏の影響力も取り込みながら事態を打開したいという本音が垣間見える場面でもありました。
戦闘開始からまもなく3カ月。
長期化への懸念が強まる中、支持率の低迷や経済への不安を背景にトランプ氏はいら立ちを募らせているとみられています。
2日間の首脳会談を経て、膠着(こうちゃく)するイラン情勢に変化が生まれるのか。
トランプ氏は正念場を迎えています。
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