災害時に子どもたちをどう安全に家族のもとへ届けるか――日置市の鶴丸小学校が通信アプリ「LINE」の連絡システムを活用した引き渡し訓練を実施した。このシステムを使った訓練は全国初だという。
川内原発の事故を想定、LINEで一斉連絡
訓練は川内原子力発電所で事故が発生したという想定のもと行われた。LINEの保護者連絡システムを使うことで、学校から保護者へ一斉連絡が可能となり、従来よりも迅速な対応につながる。

迎えに来た保護者に対しては、システムを通じた本人確認も実施。確実かつ安全な引き渡しが実現した。
参加した保護者からは「スムーズでした。事前に経路の連絡があった」「LINEが携帯媒体なのですぐに気がつけて、すぐに来られてよかった」といった声が上がった。

「操作も簡単、時間にも余裕」 校長も手応え
鶴丸小学校の田平奈保美校長は「操作もすごく簡単で確実にできる。時間もすごく余裕を持てるとてもいい取り組み。災害の時にもスムーズに子どもたちに指示をして確実に引き渡すことができる」と話す。

このシステムは2025年から始まり、現在は県内約25の小中学校に導入されている。LINEヤフーの高野洋介さんは「子どもたちの様子を見ながら、安全な誘導もできた上で引き渡しができたことは今までより改善できた。安全に引き渡せるようにライフプラットフォーマーとしての責任を果たしたい」と述べた。
地域の学校と企業が連携し、有事に備えた仕組みを着実に広げている。






















