




















養殖のカキが大量死している問題を受け、26日、県の有識者会議が開かれ、大量死リスクの高い状態のカキが、高水温など複合的な環境ストレスにさらされたことが大量死の要因と結論付けました。
【福井県立大学 濱口昌巳 教授】
「去年は一番雨が降らないといけない時期に雨が降らず、大きな影響がおこったのではないか」
有識者会議は冒頭を除いて非公開で行われ、専門家などが大量死の要因を分析。
カキの産卵のきっかけとなる梅雨時期の降水量が去年は少なかったことから、通常の産卵ができず、カキが死ぬリスクが高いとされる身が太った状態のまま生育したと分析。
こうしたリスクの高い状態のカキが高水温や高塩分などの複合的な環境ストレスに長期間、さらされたことで例年より、深刻な大量死が引き起こされたとの暫定意見をまとめました。
去年のような大量死を防ぐため、今年度は水温や塩分濃度といった漁場環境のモニタリングを県内15カ所の海域で行い、得られた情報を漁業者にリアルタイムで提供するということです。
さらに、漁業者からはカキの身入りの状態などを県に報告してもらい、モニタリング調査と漁業者からの情報をもとに、へい死のリスクを分析し、危険度が高まった場合、漁業者に対して「へい死アラート」を出すということです。
【濱口教授】
「これから(カキが)死ぬ時期ですから。速めにアラートを出せるようにしていく」
今後はアラートが出た場合の地域ごとに応じた対応策を協議し、漁業者に説明していく方針です。
テレビ新広島
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