諏訪市教育委員会は6月15日、国の天然記念物に指定されている霧ヶ峰車山湿原に設置している木道に陥没があり、女性が転倒して重傷を負ったと発表しました。木道は老朽化していたとみられ、陥没していた場所については修繕したということです。
市教委や警察によりますと、6月14日、埼玉県から訪れた女性は2人で車山肩から入山し、霧ヶ峰の車山湿原の木道を沢渡方向に向けて歩いていたところ、午前9時過ぎ、陥没していた木の板を踏み抜いて転倒。右肩と右足のかかとを骨折して重傷を負いました。
事故を受け、諏訪市教委が15日に車山湿原内を調査したところ、女性が転倒した場所を含めて木道の8カ所に陥没するなど危険なところが見つかり、修繕したということです。木道は設置から十数年経っている場所もあり、老朽化していたとみられます。
また、木道の出入口など8カ所に「危ない場所があるので注意」などと書かれた注意喚起の看板を設置しました。
霧ヶ峰一帯は国の天然記念物に指定されていて、木道は植物を保護するために設置されていますが、市は事故が発生するまで陥没箇所を把握していなかったということです。
今後は市教委が一帯の木道を再点検するほか、県内外の大学生に委嘱する「霧ヶ峰自然保護指導員」の巡回の強化を実施していくということです。
市教委は今後、けがをした女性とは「連絡をとりながら丁寧に対応していく」ということです。
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