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- Claudeの最新モデル「Opus 4.7」、トークンを消費しすぎると批判を集める

- アンソロピックが新モデル「Opus 4.7」をリリースした。Xやレディットの一部ユーザーはこれに不満を示している。
- 批判派は、Opus 4.7が誤りを犯し、「攻撃的」であり、トークンを大量消費すると指摘する。
- 一方、コストに見合う価値があると評価するユーザーもいる。Yコンビネーターのガーリー・タンCEOは支持者の一人だ。
アンソロピック(Anthropic)は、Claudeの新モデル「Opus 4.7」について「より知的でエージェント(自律)的、かつ精密」に感じられるはずだと述べている。しかし、その期待通りの良さを実感できていないユーザーも多い。
ClaudeはAIの「最高水準」とみなされることが多く、その新モデルに対するこうした反発がソーシャルメディア上で広がるのは比較的珍しい。
アンソロピックはここ数カ月、広く称賛を集めてきた。「Claude Code」や「Claude Cowork」の技術力が同社の評価を押し上げており、チャットボット愛好家たちは以前からClaudeの文章作成能力を高く評価してきた。さらに、アメリカ国防総省との対立を経て、ClaudeはApp Storeで1位を獲得した。
しかし、前モデル「Opus 4.6」の「性能が引き下げられた(nerfed)」というユーザーの疑念が晴れぬ中、4.7のリリース直後の反応は、アンソロピックにとって逆風が強まっていることを示唆している。
Opus 4.7についてユーザーは何と言っているのか
ソーシャルメディア上には、Opus 4.7の失敗例とされる投稿が多数見られる。
レディット(Reddit)の「Claude Opus 4.7はアップグレードではなく深刻な後退だ」というスレッドには、2300件以上のアップボート(賛成票)が集まり、Xでも「Opus 4.7は4.6から実質的に改善されていない」とする投稿に1万4000件の「いいね」が付いている。
AIの知能を測る非公式ながら人気のあるテストでは、Opus 4.7が「strawberry」にPが2つ含まれていると答えたとされる。あるユーザーが公開したスクリーンショットには、クロスリファレンス(照合)を行わなかった理由を「怠けていた」と述べる様子が写っていた。Opus 4.7に履歴書の書き直しをさせると、出身校や姓が変わっていたと報告するレディットユーザーもいる。さらに、複数のXユーザーが「Opus 4.7は単に頭が悪くなった」と主張している。
Claude Opus 4.7 has achieved AGI pic.twitter.com/hAtdkZComH
— Min Choi (@minchoi) April 17, 2026
不調の原因は、AIモデルの推論時間にあるのではないかと指摘するXユーザーもいる。アンソロピックによれば、新たに導入された「アダプティブ推論」機能は、モデルが思考にかける時間を自ら判断できるようにするものだという。
あるユーザーは「Opus 4.7に考えさせることができない」と書き込み、別のユーザーは「パフォーマンスが低下している」と述べた。
これに対し、Claude Codeの開発者であるボリス・チェルニー(Boris Cherny)は「正確ではない」と反論した。
「アダプティブ推論はモデルがいつ考えるかを判断できるようにするものであり、その方がパフォーマンスは向上する」
一方で、アンソロピックが改善の余地があると認める場面も見られる。
あるユーザーがClaudeのアダプティブ推論に関する問題を具体的に指摘したところ、アンソロピックのプロダクトマネージャーは、チームが「急ピッチで調整に取り組んでおり、近日中にアップデートを提供できる見込みだ」と回答した。
ニュースレター「Pragmatic Engineer」の執筆者であるゲルゲイ・オロス(Gergely Orosz)は、ClaudeがOpenClawを知らないというスクリーンショットをXに投稿した。それに対しチェルニーは「ウェブ検索」を有効にしているかどうか確認するよう返信した。結果的に有効にしていなかったことが判明したが、オロスはこれまで設定には「一度も触れたことがなかった」と記している。
オロスはまた、このモデルが「驚くほど攻撃的だ」と感じたという(彼は結局利用を「断念」し、Opus 4.6に戻った)。他にも、このモデルが特定のプロンプトに対してコーディングを拒否したり、単純な画像に対して安全警告のフラグを立てたりするという報告も寄せられている。
— Josh Pigford (@Shpigford) April 17, 2026opus 4.7 is the first time i've thought "anthropic may be moving too fast". just feels sloppy.
every interaction i'm having with 4.7 across every input (cowork, chat, code, TUI, API, manage sessions)...they're all having substantial issues that 4.6 simply doesn't encounter.
— Josh Pigford (@Shpigford) 2026年4月17日
Opus 4.7は、私が初めて「Anthropicは動きが速すぎるかもしれない」と思った瞬間だ。とにかく雑な印象を受ける。 4.7とのあらゆるやり取り——共同作業、チャット、コード、TUI、API、セッション管理——すべてにおいて、4.6では起きなかった重大な問題が発生している。
Opus 4.7はトークンの消費量も大幅に増加する可能性がある。このモデルには新しいトークナイザーが採用されており、1回の入力にかかるトークン数が従来モデルの約1.0〜1.35倍になる場合がある。
リリース後、あるXユーザーは、Claude Proの加入者であるにもかかわらず、質問はわずか3回で制限されたと指摘した。また別のユーザーは、GitHub CopilotにおいてOpus 4.7が4月末まで7.5倍のプレミアム価格で提供されていることに気が付き、「とりあえず4.6を使い続ける」と書き込んだ。
チェルニーは一連の事態の「埋め合わせとして」、加入者の利用制限を引き上げると発表した。
Opus 4.7に不満を持つユーザーが4.5のような旧モデルに戻ろうとしても、すでに廃止されていることに気づくだろう。レディットのスレッドには、4.5の「熱烈なファン」を自称する「悲嘆に暮れた」ユーザーたちの声が溢れている。
人気を博した旧モデルを廃止する際にユーザーから反発を受けることは、AI企業にとって珍しいことではない。OpenAIが人気モデル「GPT-4o」を廃止した際の反応のように。その時と同様に、Claudeの旧モデル愛好家の中には、アンソロピックに対して交渉を試みる者もいる。
「Opus 4.5のサポートを再開してほしい」と、あるレディットユーザーがアンソロピックの投稿にコメントした。
「4.6は使い物にならないし、4.7は原子炉のようにトークンを食い尽くす」
アンソロピックはBusiness Insiderのコメント要請に回答していない。
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