- BUSINESS INSIDER
- ビジネス
- マッキンゼー、候補者向けに面接練習AIツールを公開…選考準備を「民主化」するのが狙い
連載
外資コンサルの裏側

マッキンゼー(McKinsey)に応募する人は、本番の面接に臨む前に、AI(人工知能)を使って問題解決の練習ができるようになった。
同社は4月、候補者の面接準備を支援するAIツールを公開した。理想を言えば、高額なコンサルティングコーチに料金を支払う必要があると候補者に感じさせないようにするためだ。
マッキンゼーのグローバル人材獲得共同リーダーであるマリー・クリスティーン・パドバーグ(Marie Christine Padberg)氏はBusiness Insiderに対し、「このツールは、当社のエントリーレベルの役職(主にビジネスアナリストやアソシエイト職)に応募する世界中の候補者が利用できます」と語った。
このAI練習ツールを利用すると、応募者は面接で出題される定量的なケーススタディに無制限に挑戦できる。これは、マッキンゼーのコンサルタントとして行う業務に似た、仮想のビジネスシナリオだ。
パドバーグ氏は、このツールが全員に同じスタートラインと無償で利用できる準備手段を提供することで、マッキンゼーが準備段階を「民主化」する助けになっていると語った。
同社には年間およそ100万通の履歴書が寄せられ、近年では応募者の約1%を採用してきたと、広報担当者が以前Business Insiderに語っている。
マッキンゼーは長年、候補者に対して、サンプルケース、解説動画、現役社員からのアドバイスといった準備資料を提供している。
しかし近年、マッキンゼーやベイン(Bain)、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)といった企業での採用を目指す競争力の高い若手候補者を支援するための周辺ビジネスが、公式のチャネルと並行して成長してきた。それらの講座や準備サポートの費用は、数百ドルから2000ドル(約32万円、1ドル=160円換算)を超えるものまである。
パドバーグ氏によると、同社はこれらのサービスが候補者を間違った方向へ導いてしまう問題、特に過剰な準備をさせてしまうという問題に直面してきたという。
あわせて読みたい
Special Feature


























