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- スペースXのIPO申請書類には、SF小説のような用語や画像が並んでいる

- スペースXのIPO申請書はウォール街向けに作成されたものだが、SF小説のような用語や画像が並んでいる。
- それには、宇宙空間にAIセンターや燃料補給ステーションを建設するというスペースXの野望が描かれている。
- イーロン・マスクらしいエピソードも盛り込まれ、デヴィッド・ボウイの「スターマン」への言及もある。
イーロン・マスク(Elon Musk)率いるスペースX(SpaceX)の新規株式公開(IPO)申請書「Form S-1」は、ウォール街向けに作成されたものだが、その277ページに及ぶ内容の一部は、まるでSF小説のようだ。開示された財務情報に混ざって、マスクが思い描く未来像や惑星、宇宙空間に浮かぶ洗練された製品の画像などが数多く散りばめられ、マニアックな専門用語もふんだんに添えられている。
その雰囲気は、冒頭に配置された最初の画像からすでに打ち出されている。

映画「インターステラー」の一場面ではない。これはスペースXのロケット船を捉えた画像だ。
そして、スペースXが挙げるリスク要因の深刻さを物語る写真がこちらだ……

このやり方は、熱烈なSFファンであるマスクにとって目新しいことではない。彼は、これまでにも製品名や社内メモ、製品ロードマップにオタク的な要素を忍び込ませてきた。
この申請書からは、マスクが今なおオタク文化を全面に押し出していることがうかがえる。ある意味、それは理にかなっている。投資家に売り込んでいるのは、文字通りロケット科学なのだから。
その科学の一部はまだ実現していない。そのことは、次の開示内容からも明らかだ。

スペースXは、自社のビジョンが現時点では文字通り存在しない「将来の市場」への賭けであることを認めつつも、「これらの産業はいずれ発展するだろう」と確信している。
では、その「オタク度」はどれほどなのか。どこまでマニアックな内容なのか。
ヘルメットをかぶり、シートベルトを締めて、さっそく飛び込んでみよう。



















