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- スペースXが初公開した「軌道上データセンター」計画の全貌…早ければ2028年に打ち上げ開始
連載
ビッグテックの動向

- イーロン・マスク氏はスペースXの新規株式公開(IPO)の直前、同社が推進する「軌道上データセンター」衛星計画の詳細を初公開していた。
- スペースXは、宇宙空間でAIのトレーニングと運用を行うというマスク氏の巨大な構想を実現するため、最大100万基の衛星打ち上げを計画している。
- 同社はIPO初日、終値ベースで時価総額は2兆1000億ドル(約338兆円)という華々しい市場デビューを飾った。
スペースX(SpaceX)はいま、宇宙空間におけるAIデータセンター展開に全力を注いでいる。同社は“IPO週間”の幕開けに合わせ、その壮大な計画の先出し映像を公開した。
6月8日(現地時間)にXで公開されたスペースX社員との対話の中で、イーロン・マスク(Elon Musk)氏は、同社が大量に宇宙へ打ち上げる計画の「AI衛星」について、これまでで最も詳細な姿を明らかにした。
スペースXが公開したスペックによると、このAIデータセンター衛星は高さ20m、翼幅70m。同社がこれまでに打ち上げた衛星の中で最大となる。

マスク氏が軌道上データセンターの「バージョン1の試作版」と表現するこの衛星は、AIチップを収めたラックを中心に、巨大な太陽光パネルと液体冷却ラジエーターで脇を固める構造となっている。
この設計についてマスク氏は、2019年から打ち上げ続けているインターネットサービス用衛星「スターリンク(Starlink)」より「はるかにシンプル」だと説明した。今回のAI衛星では主に、スターリンクで培った技術を流用する形になるという。
「我々がこれまでに成し遂げてきたことに比べれば、これは決して特別難しい課題ではない」と、マスク氏は語った。
Watch @ElonMusk provide a technical update on SpaceX’s capability to manufacture, launch, and operate AI satellites at scale → https://t.co/PSCyWrNsOg pic.twitter.com/vhtr46uax7
— SpaceX (@SpaceX) June 8, 2026
巨大なソーラーパネルは、同社がすでにスターリンク用の部品を製造しているテキサス州バストロップに新たに建設される工場で生産される。マスク氏によると、「ギガサット(Gigasat)」と呼ぶこの工場は1100万平方フィート(約102万平米)を超える広さで、2027年末までには「ある程度の生産量」で稼働を始める見通しだ。





























