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- 主人公は内部告発者…映画『ソーシャル・ネットワーク』の続編についてわかっていること
主人公は内部告発者…映画『ソーシャル・ネットワーク』の続編についてわかっていること

- 『The Social Reckoning(原題)』は、Facebookのエンジニアから内部告発者に転じたフランシス・ホーゲンの物語を描いている。
- アーロン・ソーキンが脚本・監督を務める本作は、『ソーシャル・ネットワーク』と対をなす姉妹編として位置付けられている。
- 本作は10月9日に劇場公開される予定だ。
16年前、デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督は『ソーシャル・ネットワーク』で、ハーバード大学の学生寮でFacebookが産声を上げた物語を鮮やかに描き、観客を驚かせた。
この作品はアカデミー賞8部門にノミネートされ、3部門を受賞。創業者マーク・ザッカーバーグ役のジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)と、彼の盟友にして共同創業者でもあったエドゥアルド・サベリン(Eduardo Saverin)を演じたアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)を一躍スターダムに押し上げた。
それから16年、同作でアカデミー脚色賞に輝いたアーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)が、続編の『The Social Reckoning(原題)』の脚本・監督の両方を手掛けることになった。
続編では、ザッカーバーグCEOを取り巻く状況は劇的に変化している。Facebookは地球上で最も影響力を持つ企業の一つへと成長したのだ。しかし、同社はいくつもの深い闇を抱えていた。
『ANORA アノーラ』でアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したマイキー・マディソン(Mikey Madison)が演じるのは、Facebookのエンジニア、フランシス・ホーゲン(Frances Haugen)。彼女は、会社の内部調査や意思決定の実態を暴くため、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者、ジェフ・ホロウィッツ(Jeff Horwitz)——ジェレミー・アレン・ホワイト(Jeremy Allen White)が演じる——にすべてを打ち明ける。
ソーキンが脚本の土台としたのは、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)による大規模な調査報道シリーズ「The Facebook Files」だ。同紙はこの報道で、SNSが若者のメンタルヘルスに与える悪影響、偽情報の拡散、そして2021年1月6日に起きたアメリカ連邦議会議事堂襲撃事件(いわゆる「1・6事件」)とFacebookの関係を深く掘り下げた。
ソニー・ピクチャーズが10月9日に劇場公開予定の本作について、現時点で判明している情報をまとめた。
アーロン・ソーキンは長年、続編の構想を温めてきた

権力とそれを行使する人物を描くことは、ソーキンの真骨頂だ。彼は『ザ・ホワイトハウス(The West Wing)』や『ニュースルーム(The Newsroom)』をはじめとするテレビドラマシリーズを手掛ける傍ら、『アメリカン・プレジデント(The American President)』や『スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)』といった映画の脚本も執筆してきた。
それでもなお、ザッカーバーグとFacebookの存在が、彼の頭から離れることはなかった。2020年に出演したポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」のインタビューで、ソーキンは続編における最大の関心事は「Facebookのダークサイド」を掘り下げることだと語っていた。
そのモチベーションは、翌2021年にWSJが「The Facebook Files」を報じたことでさらに高まった。
そうして2025年春、ソニーはソーキンが続編の脚本・監督を務めることを正式に発表した。
「Facebookのアルゴリズムが触れていない人生など存在しない。その影響力はあらゆるものを作り変えてきた」
2026年4月、映画館オーナーたちの年次イベント「シネマコン(CinemaCon)」の会場で、ソーキンはそう語った。
「もっと語るべき時が来た」
Facebookの内部告発者ホーゲン役はマイキー・マディソン

本作は、映画『Anora アノーラ』でアカデミー主演女優賞を受賞したマディソンにとって、受賞後初の出演作となる。
「The Facebook Files」の基になったのは、Facebookのプロダクトマネージャーだったホーゲンが流出させた数千ページにも及ぶ社内文書だ。内部告発者としての正体を明かしたあと、彼女は米CBSの長寿報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」に出演。米上院の公聴会でも証言し、Facebookが若者に対する有害性を認識していながら放置していたと訴えた。
WSJ記者ホロウィッツ役はジェレミー・アレン・ホワイト

ジェレミー・アレン・ホワイトの名を世に知らしめたのは、大ヒットドラマ『一流シェフのファミリーレストラン(The Bear)』で演じたカーメン・"カーミー"・ベルザット役だ。彼はこの役でエミー賞を2度受賞している。
彼が実在の人物を演じるのは今回が初めてではない。2025年公開の伝記映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ(Springsteen: Deliver Me from Nowhere)』では、アメリカン・ロック界のレジェンド、ブルース・スプリングスティーンを熱演した。
ホロウィッツはWSJの元テクノロジー担当記者で、「The Facebook Files」報道の中心人物だ。
マーク・ザッカーバーグ役はジェレミー・ストロング

難役に挑み続けてきたことで知られるジェレミー・ストロング(Jeremy Strong)。ドラマ『メディア王〜華麗なる一族〜(Succession)』では、複雑な事情を抱える二世御曹司のケンダル・ロイを、近代テレビ史に残る名キャラクターの一人に昇華させた。
その後も、映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(The Apprentice)』でドナルド・トランプ(Donald Trump)の冷酷な弁護士ロイ・コーン(Roy Cohn)役、先述の『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』ではスプリングスティーンの忠実なプロデューサー、ジョン・ランドー(Jon Landau)役を演じ、観客を魅了し続けてきた。
大人になったザッカーバーグを演じることは、ストロングにとってこれまでで最大の変身になるだろう。
ザッカーバーグCEOはFacebook創業後、2021年に社名をメタ(Meta)に変更し、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)技術の追求に舵を切った。
内部告発者のホーゲンが上院公聴会で証言した直後、ザッカーバーグは決算発表の場で、メタが安全・セキュリティ部門に新たに4万人を採用すると発表。その理由について「この問題を正すことに、私たちが真剣に向き合っているからだ」と説明した。Facebookは以前から、オンラインプラットフォームに関するルールの整備を支持する立場を表明している。
『The Social Reckoning』の第一弾予告編が解禁

ソニーは6月10日、本作の最初のティーザー予告編を公開した。この予告編に関してメタからのコメントは得られていない。
予告編は以下から視聴できる。























