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- 20代の頃から私は、家族や友人と不動産を購入し始めた。これまで10件購入し、そのうち1件はエアビーで約6000万円以上の利益を上げている

- クリスティーナ・モドレス(Kristina Modares)は20代のころ、友人や家族と不動産を共同で購入し始めた。
- この10年間に10軒購入し、いまも5軒保有している。
- その過程で、友人とビジネスを始めることに関する貴重な教訓を学んだ。
本稿は、エアビー(Airbnb)ホストである36歳のクリスティーナ・モドレス(Kristina Modares)との対話を編集したエッセイである。モドレスはオープン・ハウス・エディケーション(Open House Education)の創業者で、家族や友人と不動産を共同購入・所有する人を支援する不動産プラットフォーム、ジョイント(Joynt)のマーケターでもある。
2015年、25歳の私はオースティン中心部で友人と賃貸住宅に住みながら、いつか自分の家を買うことを夢見ていた。不動産免許を取得したばかりで、住宅ローンを単独で借りるのに必要な「2年分の所得実績」もまだ満たしていなかった。
ある友人にそのことを話すと、「一緒に買えばいいじゃないか」と言われた。そのひと言で、家を所有するのに必ずしも1人で買う必要はなく、運命の相手との出会いを待つ必要もないのだと気づいた。
最終的に購入したのは、オースティンではなくサンアントニオの商業用不動産だった。これが友人との共同購入の始まりだった。当時、私はまだ若く経験も少なく、共同購入に伴う複雑な状況をあまり考えていなかった。ただ、不動産オーナーになったことに興奮していた。
この経験がうまくいったので、より大きな物件にも挑戦した。この10年間に友人や家族と共同購入した物件は10軒に上る。姉と共同で購入してエアビー(Airbnb)で貸し出しているビーチハウスや、2人のビジネスパートナーと保有するリトリート用の物件、賃貸に出している別のシェアハウスの少額持分なども含まれる。
共同購入という仕組みのおかげで、1人で買うよりもずっと早く家を購入でき、結果として複数物件のオーナーになることができた。
私と姉はフロリダの物件を所有し、エアビーに出している
フロリダのサンタロサ・ビーチに姉と一緒に2軒目のビーチハウスを共同購入したのはわずか29歳の時だ。これはお気に入りの物件のひとつだ。
この地域には子供の頃からたびたびバケーションに訪れており、いつもここに家を持つことを夢見ていた。当時この辺りのビーチハウスは富裕層しか買えないと思っていた。
これは7番目の物件で、そのころには、個人的に愛着を感じ、自分でも利用できるような物件が良いと感じていた。この家では心の底からくつろぐことができたし、辛い時でも休暇に出かけたくなったらこの家が選択肢のひとつだと再確認した。また姉のサポートがあることも安心材料だった。

この家は実物を見ずに買った。この地域で最も安い物件のひとつだったが、多くの修繕を要した。約140平方メートルの家には寝室が3つ、バスルームが3つあった。価格は40万ドル(約6320万円)強で、今の価値は70万ドル(約1億1000万円)を超えている。
私と姉は購入資金を折半し、購入とリノベーション費用としてそれぞれ7万ドル(約1100万円)支出した。資金源は、オースティンに2人で購入した家の売却収益だ。
この家は立地が良く、長期的な収益期待もあり、すぐれた投資先と考えていた。背後には州立公園が控え、プライベートな空間を感じられながらも、ビーチまで歩いて8分しかかからなかった。

2021年後半にエアビーでの貸し出しを始め、これまでに42万387ドル(約6640万円)の収益を上げた。私たちは毎月の収益よりも、不動産の長期的な価値と、最終的な売却価格を重視している。
この家は採算が取れているため、これ以上自己資金を追加で投じる必要がなくなった。得られた資金は物件への再投資に回したり、現地滞在中の食事代などの出費に充てたりしている。
共同購入の成功には明確なストラクチャー、弁護士、信頼が必要
よく「不動産を共同購入してくれる人がいない」という声を聞く。その一因は、お金について友人や家族とあまり話さないことにあると思う。お金の話はタブーだと教えられてきたからだ。だが、共同購入を考えているなら、お金の話は避けて通れない。共同購入する相手を見つけるのは、あくまで第一歩にすぎない。相手が友人でも家族でも恋人でも、考えるべきことは山ほどある。たとえば、その人はお金の話をオープンにできるか。率直に話し合える相手なのか、それとも気を遣いながらでないと話せない相手なのか。これは大きな問題だ。
言いにくいことを話し合えない相手なら、一緒に買うべき相手ではないというサインかもしれない。

この間、共同購入で成功する秘訣や失敗する原因、金銭的、個人的な関係がどのように変わっていくかを直に目の当たりにした。
パートナーシップをうまくいかせる最善の方法は、ストラクチャーを構築することだ。最初に共同購入を行ったときは業務契約(オペレーティング・アグリーメント)を結ばず、弁護士も雇わなかった。今では絶対にそんなことはしない。
最後のほうになって、ようやく弁護士を雇い、業務契約を作成した。もしまた共同購入するなら、共同購入を専門に手掛けるプラットフォーム「ジョイント(Joynt)」のような会社に、契約書の作成を依頼すると思う。
不動産を購入したことで人生が変わった
振り返れば、もっと違ったやり方で共同購入するべきだった。特に、責任や状況が悪化した場合などについてもっときちんと話しておくべきだった。いつ修繕が必要になり、いつソファーを交換し、いつ不測の支出が必要になるかわからないのだ。
また、誰かが持分を売りたくなった場合にどうするかも、あらかじめ話し合っておくことが大切だ。実際に一度だけ、予想外にそうした状況に遭遇した。幸い、話し合いを通じて解決策を見いだすことができた。

共同購入する前は、不動産や住宅所有についての知識がほとんどなかったが、この数年で多くのことを学んだ。共同で進める段取りや、建設業者と臆せず対話するといった、想像もしなかったスキルも身に付いた。
年を重ねたいまは、以前ほど大きな金融リスクを取れないので、これ以上不動産ポートフォリオを増やすつもりはない。とはいえ、20代でのこうした経験が私の人生を形作った。従来のやり方が、必ずしも誰にとっても最適とは限らないことを学んだのだ。
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