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- デルタ航空、エアバスのワイドボディ機に新しいビジネスクラススイートを導入
デルタ航空、エアバスのワイドボディ機に新しいビジネスクラススイートを導入

- デルタ航空は、導入予定のエアバスA350-1000および現行のA330に新たなビジネスクラスを展開する。
- 従来の「デルタ・ワン・スイート」を特徴づけるスライドドアを引き続き採用しつつ、これまで以上の特典を提供する。
- この動きは、急拡大するプレミアム需要を取り込もうと航空各社が積極的な投資を進める中で打ち出された。
デルタ航空(Delta Air Lines)は、最も高額なキャビンへの注力を一段と強化している。
同社は2026年4月13日、スライドドアを備えた次世代型「デルタ・ワン・スイート」を展開すると発表した。今後導入するエアバスA350-1000に搭載される。発注数は20機で、初号機の引き渡しは2027年初頭を見込んでいる。
現行のデルタ・ワン・スイートには、北アイルランドを拠点とするThompson Aero Seating製の「Vantage XL」が採用されている。その新世代モデルである「VantageNOVA」が新たに採用され、デルタはこの新型シートのローンチカスタマー(新製品を初めて導入する顧客)となる。
VantageNOVAを導入するA350-1000は、デルタ史上最もプレミアムな機体となる。これは、アメリカのほぼすべての航空会社が機内快適性の向上に対する需要に応えようとする中での動きであり、同社の機体刷新・標準化計画の一環でもある。
デルタによると、A350-1000の客室のほぼ半分がビジネスクラスまたは「プレミアム・セレクト(プレミアム・エコノミー)」で構成され、全座席にBluetooth対応スクリーンと低反発クッションが装えられる。
プレミアム・セレクトも、レッグレストとフットレストを備えた大型リクライニングシートや大型スクリーン、上質な機内食の導入によりアップグレードされる。
デルタの刷新はA350-1000にとどまらない。平均運航年数が20年の(Planespottersのデータによる)旧型のエアバスA330-200およびA330-300にも、新キャビンの導入が計画されている。同社はこれを、「製品の細分化を減らし、保有機全体で一貫した体験を提供するための幅広い取り組みの一環」だと述べている。
また、2030年までに「デルタ・ワン」クラスの座席の90%をドア付きのスイート(個室)仕様に移行することを目標としている。現時点では、スイートはエアバスA350-900およびA330-900neoに搭載されている。
デルタの旧型ボーイング767は刷新されるものの、個室は設置されない。いずれにせよ、同機は2020年代末までに退役する見通しだ。
競合のユナイテッド航空(United Airlines)とアメリカン航空(American Airlines)も、新型機にポッド型ビジネスクラスを導入しているが、両社ともこれまでドアを設けていなかった。一方、デルタは2017年からドア付きのスイートを採用している。
デルタの新しいビジネスクラスで期待される主な特徴を紹介する。
新しいデルタ・ワン・スイートはモダンでスタイリッシュ

旧型のシートは赤・白・青を基調としていたが、最新キャビンにはより深みのあるナチュラルな色調と木目調の仕上げが採用される。
新スイートは、顧客や従業員のフィードバックをもとにデザインされたという。
これは、デルタ航空が長年追求してきたハイエンド路線を反映したものだ。特に、プライバシーや睡眠、利便性のために高額な支払いをいとわない富裕層の取り込みを狙っている。
デルタは前世代のスイートをベースに改良を重ねた

初代のデルタ・ワン・スイートはVantage XLプラットフォームをベースにしており、フルフラットベッド、スライドドア、中央の仕切り、収納スペースや電源コンセントといった標準的なビジネスクラスのアメニティを備えている。なお、ボーイング767-400には、ドアのないモデルが導入されている。
新しいVantageNOVAは軽量化され、より広々とした空間、柔軟性、そしてモダンな印象を与えるデザインとなっている。たとえば、ドアを薄型化することで専有スペースを広げている。
ビジネスクラスの中でも最高水準のプライバシーを確保

ドアを閉めてベッドをフルフラットにすると、乗客は周囲から遮られた小さなプライベートポッドのような空間で過ごすことができる。また、全席が通路に直接アクセスできる配置のため、トイレに行く際に他の乗客をまたぐ必要がない。
ターキッシュ エアラインズ(Turkish Airlines)やシンガポール航空(Singapore Airlines)なども、ビジネスクラスへのドアの設置を進めている。
スナックバーもある

A350-1000および改修済みのA330のいずれにも、デルタ・ワンの乗客専用のセルフサービス式「リフレッシュメントステーション」が設置され、ノンアルコール飲料やスナックが提供される。
ユナイテッド航空はすでに一部の機体でスナックバーを導入しており、今後ボーイング787やエアバスのナローボディ機にも導入を拡大する。
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