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- 動画編集ソフト「プレミア」に開発期間3年の大型アップデート。Frame.ioや生成AIにも新機能登場

アドビは4月15日、映像編集ソフト「Premiere」や「Frame.io」などの動画関連製品のアップデートを発表した。
同発表はアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級の放送・メディアの展示会「NAB Show 2026」の開催に合わせたもの。同展示会にはソニーやパナソニックなどの日本企業も出展している。
放送はもちろんインターネット配信でも動画全盛の時代に、アドビはどのような新機能を披露したのか。プロクリエイターだけでなく動画を扱うビジネスパーソンにも注目な2つの製品を中心に解説する。
3年がかりの新機能「カラーモード」は色編集を簡単に

Premiere(プレミア、旧Premiere Pro)の最大の進化点は、パブリックベータの機能として提供される「カラーモード」だ。カラーモードは開発に3年を費やしたという大型機能で、アドビは「1つのアプリケーションに匹敵する規模」と表現している。
背景にあるのは、撮影から編集まで一人でこなすワークフローの増加だ。こうした現場では、動画の色味を調整する「カラーグレーディング」が最も手間のかかる工程とされており、その課題を解決する狙いがある。
カラーモードでは、編集や書き出し作業とは別の専用ワークスペースを用意。各種パラメーターを操作できるUIを備え、事前に準備されている色味の設定(プリセット)を適用後もさらに高度な調整ができる設計とした。
カラーモードではシーケンス全体、グループ、個別クリップごとの色調整を一元管理できる「オペレーション」機能も備え、色味の一括適用や調整が簡単になった。

さらに、2026年1月から提供されている動画内の被写体をAIが識別して選択範囲が追従する「オブジェクトマスク」機能も、カラーモードでは利用できる。合わせて使うことで、動く被写体の色だけを細かく調整することが可能になる。
なお、従来Premiereで色調整に使われていた「Lumetri(ルメトリ)カラー」はエフェクトとして残る。ただし、Lumetriとカラーモードを同時に適用した際は予期せぬ事象が発生する可能性がある。
カラーモードのほかにも、Premiereのバージョン26.2では2025年にアドビが買収したFilm Impact(フィルムインパクト)の新トランジション・エフェクトの搭載、前述のオブジェクトマスク機能の進化、タイムライン上の素材情報を一覧表示する「シーケンスインデックス」、メディアの再リンク高速化なども盛り込まれている。
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