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- 本当の意味で「AIネイティブ」と呼べるのは、20代前半まで

- OpenAIの元ロボット開発責任者であるケイトリン・カリノウスキーは、30代のエンジニアは本当の意味でAIネイティブとは言えないと語っている。
- カリノウスキーによると、その世代よりも若いエンジニアたちは、最初からAIを前提に仕事や問題解決を進めており、仕事で成果を出すのが速いという。
- レディットやリンクトインなどのテック業界のリーダーたちも、学生時代からAIを当たり前に使ってきた若い世代は、仕事で有利になる場面が増えていると語っている。
30歳を過ぎている人は、AIが当たり前にある環境で働くという点では、すでに不利な立場にある可能性が高い。
そう語るのは、OpenAIでロボット部門の責任者として働いていた、ケイトリン・カリノウスキー(Caitlin Kalinowski)だ。カリノウスキーによると、現在本当の意味で「AIネイティブ」と呼べるのは、20代前半だけで、彼らだけが物事を解決する際に最初からAIを使うことが当たり前の環境で育ってきた世代だという。
カリノウスキーは、2026年5月17日に公開されたポッドキャスト「レニーズ(Lenny's)」の中で、「彼らはAIをごく自然に使っていて、AIがものづくりや問題解決の進め方そのものに組み込まれているような状態になっている」と語った。
カリノウスキーは、OpenAIに入る前、アップル(Apple)、オキュラスVR(Oculus VR)、メタ(Meta)で働いており、2024年から2026年にかけてOpenAIのロボット開発チームで技術スタッフとして働いていた。現在はAIスタートアップの製品戦略を支援している。カリノウスキーによると、自身の経験から見て最も大きな変化だと感じるのは、若いエンジニアたちがAIを使いながら考え、仕事を進めるようになっていることだという。
「30代の人の中で、本当の意味でAIネイティブになれている人を見つけるのは非常に難しい」
AIネイティブ世代の若手人材が必要
カリノウスキーによると、若いエンジニアたちは、AIを前提として考え、問題を解決するようになっているという。
「彼らはあらゆることに最初からAIを活用しているため、問題の解決の仕方そのものが従来とはまったく異なっている。実際、仕事のスピードもずっと速い」
さらに、「私たちは、こうした人たちから新しい考え方を学ぶ必要がある」と彼女は付け加えた。
レディット(Reddit)のCEOスティーブ・ハフマン(Steve Huffman)、オーチス(Otis)のCEOジュディ・マークス(Judy Marks)、ボックス(Box)のCEOアーロン・レビー(Aaron Levie)、そしてリンクトイン(LinkedIn)の共同創業者リード・ホフマン(Reid Hoffman)などのテック業界の他のリーダーたちも、「AIネイティブ世代の若い人材は、職場で大きく有利になる可能性がある」と語っている。なぜならば、こうした若い世代は社会に出てからAIに適応したのではなく、AIツールを自然に使う環境で育ってきたからだ。
こうした変化は、すでに企業の働き方にも影響を与え始めている。例えば、メタでは、コードを書く作業や日々の業務の流れにAIツールを組み込むことで、社員がより「AIネイティブ」な働き方を身につけられるように促している。

























