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- なぜ京成電鉄は「タッチ決済」未対応? 首都圏の鉄道での導入開始から約1カ月、広報に聞いた

国際カードブランド各社が手がける「タッチ決済」を鉄道やバスなど公共交通機関の運賃支払いに導入する動きが広がっている。
3月25日には首都圏で運行する計11の主要鉄道事業者でタッチ決済の相互利用が開始。5月1日からは全国46の鉄道事業者を対象に、タッチ決済の利用促進を狙ったキャンペーンも始まった。首都圏の主要鉄道事業者が連携することで、鉄道事業者の壁を超えて対象駅間のタッチ決済での改札通過が可能になる。
クレジットカードやデビットカードなどで公共交通機関の運賃を支払う文化が浸透する欧米圏からの訪日旅行客(インバウンド客)にとっての利便性向上が期待される中、主要鉄道事業者で導入を見送っているのがJR東日本と京成電鉄だ。
JR東は交通系ICカード「Suica」(スイカ)を手がけることからタッチ決済の導入見送りは一定の納得感があるが、訪日客利用が多い成田空港発着の路線を持つ京成が導入しないのはなぜか。京成電鉄広報はタッチ決済を導入しない理由について「技術的な課題があるため」と明らかにした。
首都圏11事業者が参入も、導入拡大阻む「二重改札」
首都圏の鉄道事業者のうち、タッチ決済による相互利用を実現しているのは小田急電鉄、京王電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局(都営地下鉄)、東武鉄道、横浜高速鉄道の計11事業者だ。

全駅導入が完了した事業者(小田急電鉄・都営地下鉄・東急電鉄など)もいる一方、一部の駅の導入にとどまる事業者(西武鉄道など)もおり、事業者間で導入格差があるのが実情だが、JR東と京成電鉄以外の事業者は多くの駅で導入を進めている。

タッチ決済を導入していない理由について京成電鉄の広報担当者は「成田空港駅および空港第2ビル駅の構造上、改札を2回通過する必要がある箇所があり、導入が困難となっている」と説明する。
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