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- S&P500が史上最高値…ウェルズ・ファーゴの強気シナリオでは7月までに7300に到達

- アメリカの大手銀行ウェルズ・ファーゴによると、株式市場は3カ月間の一時的な上昇局面に入る見通しだ。
- 同行は、AIやトランプの大型経済政策法案「One Big Beautiful Bill(大きく美しい法案)」などの材料が相場を押し上げると見ている。
- 2026年後半はインフレの上昇により、経済成長は徐々に鈍化すると述べている。
アメリカの大手銀行ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)の株式戦略チームのアナリストによると、株式市場は今後夏にかけて熱狂的な上昇局面に入る見通しだという。
2026年4月13日、ウェルズ・ファーゴは顧客向けのリポートの中で、S&P 500が今後数カ月で過去最高値を更新するとの予想を示した(編注:現地時間5月15日に最高値を更新)。同行は、市場に「シュガーハイ(一時的な高揚感)」をもたらすいくつかの材料が背景にあるとその理由を説明している。
アナリストは強気のシナリオとして、S&P 500が2026年7月までに7300の最高値に達すると見ている。
S&P500は2026年に入って上昇しきれず、強気の流れも主にイランとの戦争によって押し戻されてきた。しかし、4月14日の終値時点ですでに、戦争による下げをすべて取り戻し、紛争開始以降ではプラスに転じて年初来でも約2%上昇していた。
株式市場の見通しについて、オーソン・クォン(Ohsung Kwon)率いる同行のアナリストチームは、「3カ月ほどのシュガーハイ(上昇局面)」と記している。また、「我々は(長期的な上昇トレンドを信じる)構造的な強気を維持している。先に行った『戦術的な慎重姿勢』という判断は期待通りには機能しなかった(外れた)」と述べた。
同行は、以下に挙げる強気材料が重なり、2026年第2四半期の成長率が予想を上回って株価をさらに押し上げる可能性があると指摘している。強気材料の内容は以下の通りだ。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の「One Big Beautiful Bill(大きく美しい法案)」。イェール・バジェット・ラボ(Yale Budget Lab)の試算によると、この法案は2017年の減税を延長し、新たな財政刺激策も盛り込んでいることから、2025年から2027年にかけて実質GDP成長率を年平均で0.2ポイント押し上げると見込まれている。
アナリストは、「OBBBによる減税の効果は、今後6カ月間は生活費の上昇を上回る」と試算している。
製造業とサービス業の成長。ウェルズ・ファーゴは、製造業とサービス業の景況感を示す経済指標である「購買担当者景気指数(Purchasing Managers Index:PMI)」の次期サイクルについて「強気」な見方を示した。
アナリストによると、最近最高裁が結論を出して関税が引き下げられたことに加え、供給網の混乱で滞っていた動きが持ち直すことで、経済活動は押し上げられる可能性がある。
AI(人工知能)ブーム。AIをめぐる動きが成熟し、強気相場を「収益化が主導する」可能性があるとアナリストは述べている。

























