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- DJI新型カメラ「Osmo Pocket 4」実機レビュー:動画クリエイターでない人も選ぶべき5つの特徴
近年は、プロのクリエイターでなくても動画を撮影・編集する方が増えた。SNSなどでも「動画制作におすすめのカメラを教えてほしい」という投稿をよく目にする。
そんなニーズの候補の1つ、4月22日に発売されたDJIの「Osmo Pocket 4」(オズモポケットフォー)は、クリエイター志向の強いイメージがあるが、旅行などの非日常から家族との日常の記録まで一般ユーザーにとっても魅力的なポケットサイズのジンバルカメラだ。
Pocket 4は前機種「Osmo Pocket 3」の良い点を継承しつつ「画質」「操作性」「利便性」が大幅に向上しており、特別な技術知識がなくても、取り出してすぐきれいな動画や写真が撮れるのが最大の強みだ。
Pocket 4の実機をもとに動画ライターの筆者が、一般ユーザー目線での「5つのおすすめポイント」を解説する。
Osmo Pocket 4
- メーカー:DJI
- 直販価格(税込):7万9200円〜
- 発売時期:2026年4月
1. ポケットに入るコンパクトさ

Osmo Pocket 4の本体サイズは高さ144.2mm、幅44.4mm、厚さ33.5mm、重さ190g(いずれも公称値)と非常にコンパクト。ジャケットのポケットやバッグの小物入れにスッと入るサイズ感だ。
動画撮影のために重い一眼カメラや三脚を持ち歩く必要がなく、幅広い撮影シーンに対応できる。
2. 3軸ジンバルによる安定性

最大の売りは機械式の3軸ジンバルだ。歩きながらの撮影や手持ちでズームしても、滑らかな映像が撮影できる。
旅行の街歩き動画や、動き回る子どもやペットを追いかける際に特に便利だ。
暗い場所でも手ブレを抑えてくれるので、初心者でも「失敗した」と感じる回数が激減する。
3. ストレージ内蔵で「すぐ使える」安心感

多くのカメラでは「microSDカード」などの外部ストレージが別途必要だが、Pocket 4は107GBの内蔵ストレージを搭載している(microSDカードも利用できる)。
買ったその日からカードを用意せずに、すぐに撮影可能だ。また、プロでもやりがちな「家にカードを入れ忘れる」という失敗から解放される点もうれしい。
データ転送も本体のUSB Type-C端子はUSB 3.1 Gen1対応でPocket 3に比べて高速。iPhoneであればProシリーズなど、対応するスマホやPCであれば快適にデータを移動できる(なお、本体付属のケーブルが3.1 Gen1対応になっている)。
4. 1インチセンサーで画質が格段に向上

Pocket 4は前機種から改良された1インチCMOSセンサーとF値2.0の明るいレンズにより、暗いシーンでの撮影性能が一段と高まっている。
さらに、広いダイナミックレンジとHDR記録によって、逆光の公園や夕焼けなど明暗差の激しいシーンでも、目で見たままに近い美しい映像が残せる。
細かい点だが、静止画の解像度も大幅に向上し、さらにiOSの「ライブフォト(Live Photos)」形式にも対応した。
iPhoneの写真アプリでPocket 4で撮ったライブフォトを編集すると、光の軌跡や滑らかな水の流れなどを表現できる「長時間露光」風の写真も制作できる。
5. シンプル操作で初心者フレンドリー

2インチの回転式タッチスクリーン、5Dジョイスティック、そして新しく追加されたズームボタンとカスタムボタンで直感的に操作できる点も本機種の特徴だ。
電源を入れてすぐに撮影スタートでき、指で画面をタップするだけで被写体を追尾する「ActiveTrack機能」も優秀。子どもやペットの動きを自動で追いかけてくれるので、狙った被写体がフレームから外れることは少ない。
また、物理ズームボタンが搭載されたことで、ボタンひとつで被写体をズームインできるのも便利だ。
カメラに触れずにハンドジェスチャーで操作する機能も搭載されたため「一人旅で自撮りする」ようなシチュエーションにもオススメだ。
値下がりしたPocket 3とどっちが「買い」か

Osmo Pocket 4は、「画質」「安定性」「携帯性」「利便性」のバランスが抜群で、「スマホのカメラでは物足りないけれど、本格カメラは重くて持ち出したくない」というニーズの隙間を埋めてくれる。
様々なシーンに対応する汎用性の高さは、プロクリエイターではない人にもオススメできる。
悩ましいのは価格だ。直販価格は、基本パッケージの「スタンダードコンボ」が7万9200円、ワイヤレスマイクやLEDライト、広角レンズなどがセットになった「クリエイターコンボ」が9万9880円(いずれも税込)となる。
そして、実は前機種・Osmo Pocket 3がPocket 4の発売と同時に値下げされた。4月30日時点で単体購入時の直販価格は6万3360円と、同梱物の違いはあるが、最低価格で比較するとPocket 4の方が1万5840円も高い。

Pocket 4ではさまざまな機能強化は図られているが、Pocket 3でも日常用途としては十分な性能を持っているだけに、動画入門者であればこの差は悩ましいだろう。
Pocket 3と4との大きな違いは、ズーム/カスタムボタンや内蔵ストレージの有無、暗所性能や4Kでの8倍スローモーション対応などとなる。
また、Pocket 3は新しい純正アクセサリーのLEDライトには対応していないが、この辺りの周辺機器はサードパーティー製(純正以外)がいろいろと発売されており、大きな問題にはならない。
とにかく撮り始めたいというライトな使い方だけであれば価格の下がったPocket 3、より操作性や画質にこだわりたい場合はPocket 4を選ぶといいだろう。


























