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- アンソロピックとウォール街の野望…15億ドルで「AIのマッキンゼー」を設立する、背景と狙い

ウォール街とシリコンバレーは、生成AI(人工知能)が産業革命規模のパラダイムシフトをもたらすと見込んでいる。では、変革が必要なとき、ビジネスリーダーたちは誰に電話をかけるのか。
もちろん、コンサルタントだ。
アンソロピック(Anthropic)はウォール街の大手投資家と組み、「AIネイティブ・エンタープライズサービス」を手がける15億ドル(約2325億円、1ドル=155円換算)規模の合弁事業を立ち上げる。分かりやすく言えば、ある内部関係者が「AIのマッキンゼー」と表現したものだ。
創設パートナーとなるアンソロピック、ブラックストーン(Blackstone)、ヘルマン&フリードマン(Hellman & Friedman)、およびゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)のアセットマネジメント部門の4社は、2026年5月4日にこの取引を発表した。
事情に詳しい関係者によると、ゴールドマン以外の3社がそれぞれ3億ドル(約465億円)を拠出し、ゴールドマンは1億5000万ドル(約232億5000万円)を拠出した。残りの資金は、アポロ(Apollo)、ジェネラル・アトランティック(General Atlantic)、レナード・グリーン(Leonard Green)、GIC、セコイア・キャピタル(Sequoia Capital)を含む主要投資家のコンソーシアムから調達される。
「これは稀な組み合わせです。巨大な市場ニーズ、アンソロピックの比類なきAI技術力、そして迅速なスケールアップを可能にするリーチを持つ投資家コンソーシアムが揃いました」と、ヘルマン&フリードマンのパトリック・ヒーリー(Patrick Healy)CEOは発表に伴うプレスリリースで述べた。
まだ名称の決まっていないこのAI企業は、出資する企業にとって、ポートフォリオ企業全体でリターンを向上させ、テクノロジーを通じた変革のプレイブックを構築し、最終的にはこれらの企業がAIインフラに注ぎ込む数十億ドルを正当化するための手段となる。
「私たちは275社の投資先企業を抱えています」と、ブラックストーンのジョン・グレイ(Jon Gray)社長は5月4日にCNBCで語った。
各社はアンソロピックのエンタープライズ技術の活用に強い関心を持っていますが、「そこまでたどり着くのを手伝ってほしい。ワークフローを変えるのを助けてほしい」と言っているのです。
グレイ氏のような投資家にとって、支援は単なる利他主義ではなく、収益に直接影響しうる問題だ。人件費は年間60兆ドル(約9300兆円)に上ると彼は述べ、こう付け加えた。
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