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- DuolingoのCEOが語る「AIには絶対無理」な仕事

- DuolingoのCEOは、AIは、自社のトップデザイナーが持つ「創造性のレベルや磨き上げられた完成度」には到達できないと語った。
- 彼は、社員に対して不必要にAIの利用を強制して、チームの仕事の質を下げるつもりはないと述べた。
- Duolingoは、AIの利用状況に基づいて従業員の業績を評価する方針をすでに撤回している。
語学学習アプリ大手のDuolingo(デュオリンゴ)のルイス・フォン・アーン(Luis von Ahn)CEOは、自社のアーティストやデザイナーが手がける仕事の質に、AIはまだ追いついていないと語った。
5月12日に配信されたポッドキャスト番組「Rapid Response」の最新エピソードで、フォン・アーン氏は、自身のチームは可能な限りAIを活用しようとしているものの、「私たちは仕事の質を落とすつもりはまったくない」と強調した。
「AIは、いくつかの領域では高品質な仕事をこなせるレベルにある。だが、そうではない領域も存在する」と彼は語る。「AIを使うことそのものを目的化して、品質に妥協するつもりはない」。
番組ホストのボブ・サフィアン(Bob Safian)氏から「AIがまだ及ばない分野はどこか」と問われると、フォン・アーン氏はデザイン領域を挙げた。
「例えば、当社は多くのアーティストやデザイナーを雇用しており、提供しているアプリのデザインは極めて高い技術で作り込まれている」と彼は語った。「当社のトップデザイナーたちが発揮する創造性や完成度に匹敵するレベルまで、AIが到達するとはとても思えない」。
Duolingoは、AIの活用を積極的に公言してきた企業だ。
同社は2025年4月、従業員の業績評価の一部にAIの利用状況を組み込むと発表していた。しかし、のちにこの方針を撤回。フォン・アーン氏によれば、このルールが原因で、社員が「AIを使う必要がないときまでAIを使う」事態を招いてしまったためだという。
彼は当時の評価基準について「あれは正しい判断ではなかったと思う」と、ポッドキャスト番組「Rapid Response」で語った。彼によれば、多くの社員はAIを使うことで恩恵を受けているのは事実だが、AIが必ずしも役立たないプロジェクトや職務もあると指摘した。
「だから、AIの利用状況で従業員を評価するという一律の方針を打ち出す必要はなかった」と彼は続けた。
「その方針は撤廃した」。
AIツールはすでにクリエイティブ業界全体に広がっており、マーケティング素材から製品デザインに至るまで、企業の活用領域は拡大の一途をたどっている。
ケイト・スペード(Kate Spade)やコーチ(Coach)を傘下に持つタペストリー(Tapestry)といった企業は、AIがすでに自社のデザイナーのワークフローの一部となっていると明言している。
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