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- アップルの値上げ、マイクロン決算後のテック株上昇を帳消しにする:株式市場の静かなる波乱
アップルの値上げ、マイクロン決算後のテック株上昇を帳消しにする:株式市場の静かなる波乱

- マイクロン(Micron)の好決算が25日(木・米時間)に短時間のハイテク株ラリーを引き起こしたが、その後反転した。
- アップル(Apple)がメモリチップコストの上昇を理由に正式に値上げを発表し、ナスダックを押し下げた。
- 投資家はメモリ価格急騰の影響と、それがAI関連取引に何をもたらすかを見極めようとしている。
ウォール街では短命に終わったハイテク株ラリーが失速し、急反転したことで、荒れた1日となった。
マイクロン(Micron Technology)の好調な決算報告が同社株を約20%押し上げてAI関連取引を再燃させ、ナスダック100は25日(木・米時間)の寄り付きで2%上昇した。
しかし、それは長続きしなかった。通常取引開始からわずか30分で、ハイテク株比率の高いナスダックの上昇は反転した。メモリ供給不足への対応として端末の値上げを発表したアップル(Apple)株が下落し、相場を押し下げたからだ。
アップルは、MacとiPadの価格を正式に引き上げた。この変更は、退任予定のティム・クック(Tim Cook)CEOが、今月初めにメモリチップコストについて言及した際に警告していたものだ。
東部時間午後4時の終値時点における主要指数の状況は以下の通りだ。
- S&P 500:7,357.50、0.01%安
- ダウ・ジョーンズ工業株価平均:51,920.62、0.14%高(+71.72ポイント)
- ナスダック100:29,440.32、0.75%高
時間外取引でのラリーをけん引したのは、今週初めに最も大きく下落した銘柄の一部で、マイクロンやその他のメモリチップメーカーが含まれていた。
アップルをはじめとするマグニフィセント・セブンの銘柄は、木曜日のセッションでハイテク株の下落組に名を連ねた。
木曜日の主な値動きは以下の通りだ。
- サンディスク(Sandisk):+19.5%
- マイクロン:+16.3%
- ウエスタンデジタル(Western Digital):+4.8%
- デル(Dell):-6%
- パランティア(Palantir):-5.4%
- アップル:-6.1%
- マイクロソフト:-3.5%
- エヌビディア(Nvidia):-1.6%
フューチュラム(Futurum)のダニエル・ニューマンCEOはBusiness Insiderに対し、マイクロンの決算は「良すぎた」かもしれないと語った。
$AAPL raising prices spooked the market turning today's rally briefly negative. $MU print was "too good" but while datacenter builds go on, the cost of memory being passed to consumers just became very real.
— Daniel Newman (@danielnewmanUV) June 25, 2026
— Daniel Newman (@danielnewmanUV) 2026年6月25日
$AAPLの値上げが市場を動揺させ、本日のラリーを一時マイナスに転じさせた。$MUの決算は「良すぎた」が、データセンターの建設が続く中、メモリコストが消費者に転嫁されるという現実が非常にリアルなものとなった。
「価格上昇圧力は非常に現実的であり、アップルのようなメーカーがメモリを理由に値上げすることで、消費者の負担となって降りかかっている」と同氏は述べ、「構造的にはcapex(設備投資)とAI取引は正当性を得たが、その波及効果が消化されつつある。これに加え、利益の集中も確実にボラティリティの一因となっている」と付け加えた。
ベアード(Baird)の投資ストラテジスト、ロス・メイフィールド氏はBusiness Insiderに対して、マイクロンの好調な業績も厳しいテクニカル環境を相殺するには至らないと語った。
「私の見立てでは、AI関連のファンダメンタルズが強くても(例えばマイクロンのように)、ポジションが依然として極めて偏っているため、好材料は日中に売られてしまう。AIインフラやメモリからのローテーションは、もともとファンダメンタルズに基づくものではなく、テクニカルな動きだった。そのため、マイクロンの決算がAI投資の持続性を裏付けるものであっても、ハイテクセクターにおける過密なポジションの即時的な圧力を和らげる効果はほとんどない」と同氏は説明した。
ガーバー・カワサキ(Gerber Kawasaki)のロス・ガーバーCEOは、木曜日の値動きはメモリチップ価格の急騰が消費者向けテクノロジーのコスト上昇をもたらすと投資家が認識し始めたことを反映していると説明した。
Ya so apple kills the micron fun on earnings day rally so that people understand that when memory prices soar… Same with the cost to build phones and computers… it’s a buzz kill for sure but AI is a whole new monster to tame…. $MU $AAPL
— Ross Gerber (@GerberKawasaki) June 25, 2026
— Ross Gerber (@GerberKawasaki) 2026年6月25日
アップルがマイクロンの決算日ラリーに水を差したのは、メモリ価格が急騰すれば……スマートフォンやパソコンの製造コストも同様に上がるということを人々に理解させるためだ……確かに興ざめではあるが、AIはまったく新たな怪物であり、まだ手なずけられていない…… $MU$AAPL
ベアードのテクノロジーストラテジスト、テッド・モートンソン氏はBusiness Insiderに対して、今回の市場の動きはハイテクセクター内のインフレへの懸念と、ハイテクから他セクターへの広範なローテーションを反映していると語った。「価格上昇は持続不可能だ」と同氏は述べた。





























