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- アメリカ海兵隊は、熱センサーから身を隠すためのマントを探している
アメリカ海兵隊は、熱センサーから身を隠すためのマントを探している

- アメリカ海兵隊は、防護用の新しい外被の開発を担う企業を募集している。
- 敵の熱画像センサーから海兵隊員を検知されないようにする技術の開発が求められている。
- 熱画像センサーはウクライナ戦争で広く使われており、多くのドローンに搭載されている。
戦場では、従来のカモフラージュが見破られる恐れがある。そうした脅威から兵士を守るため、アメリカは新たな装備を求めている。
現代の戦場はセンサーであふれている。電磁スペクトルの赤外線領域で人や車両の熱シグネチャを検出できる熱画像技術のセンサーもそのひとつだ。ウクライナ戦争で使われている多くのドローンには熱画像カメラが搭載されており、高い殺傷能力を発揮している。
ウクライナ軍はその対応策を模索してきたが、今やアメリカ海兵隊も同様に対策を求めている。
海兵隊は2026年3月11日、情報提供を求める公告で、赤外線による検知の可能性を低減するカモフラージュを開発できる企業を探していると発表した。海兵隊は、この装備を「マルチスペクトル迷彩外被(Multispectral Camouflage Overgarment)」と称している。
公告によると、この装備は「可視光、近赤外線、短波赤外線の各スペクトルにわたって探知を軽減するとともに、中波赤外線および長波赤外線における熱シグネチャを抑制することで、熱センサーによる検知の可能性を低減し、個々の兵士のシグネチャ管理を実現する」ものとしている。
これは、肉眼や暗視装置だけでなく、ドローンや監視システムに搭載されている高度な赤外線センサーや熱センサーからも、海兵隊員の姿をカモフラージュすることを目的としている。
その実現に向けて、海兵隊は「個人装備や機材を含めて全身を覆えるよう設計された、ゆったりとした一体型のドレープ状デザイン」を求めている。この外被は、実戦配備中か訓練中かを問わず、隊員の制服や装備の上から15秒以内に着用できなければならない。
この外被により、隊員が敵に検知される距離を大幅に縮めることができ、地上および空中のセンサーでも見つかりにくくなることが期待される。また、極端な高温や低温などさまざまな環境条件でも機能することが求められる。
海兵隊は、2030会計年度までに6万1000着以上を配備する計画だ。
アメリカ軍はこうした装備の必要性を以前から認識してきたが、ウクライナ戦争で安価なドローンに搭載されたセンサーが急速に広まったことで、その必要性はいっそう差し迫ったものとなっている。
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