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- FANG+、「10倍株」となる。そのときオルカン派は何を想う?

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いやはや、面白い時代となりました。
投資家なら誰もが憧れる「テンバガー(10倍株)」。個別株の世界でよく使われる言葉ですが、なんと投資信託でも発生したのです。しかも、インデックスファンドから。
iFreeNEXT FANG+インデックス——いわずもがな、世界のテクノロジーをリードする10社で構成されている人気ファンドですね。これが2018年1月31日の設定から、たった8年4カ月後の2026年6月2日に、基準価額10倍を達成しました。
投信の2大巨頭、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)およびeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比較してみましょう。実はこの3本、どれも2018年に設定された、いわば同期なんですよね。
ファンド名 | 設定日 | 現在の基準価額 | 設定来の伸び率 | 純資産総額 |
|---|---|---|---|---|
iFreeNEXT | 2018/1/31 | 100,373 円 | 約10倍 | 約1.35兆円 |
eMAXIS Slim | 2018/7/3 | 44,581円 | 約4.4倍 | 約12.06兆円 |
eMAXIS Slim | 2018/10/31 | 38,024円 | 約3.8倍 | 約12.35兆円 |
どれも設定日の基準価額は、1万円からのスタート。パフォーマンスの高さが人気のS&P500と比較しても、FANG+は2倍以上の差を付けているんです。
そもそも、リスクの高いレバレッジ型投資信託だけでなく、アクティブファンドでも10倍株はあまり存在しません。インデックスファンドが年率8%で運用出来たとしても、約30年を要する計算となります。そんななか、この結果は異例といえるでしょう。
その一方、足元では地殻変動を思わせる、もうひとつの大きな変化が生じています。ここ数年、eMAXIS Slim S&P500は国内公募投信の総資産額1位をキープしてきました。ところが2026年2月27日、ついに「オルカン」がその座を奪ったのです。
現在、マイルストーンである7500ポイントを超えて、S&P500自体はますます気勢を上げています。しかし、ここ1年でトランプ関税にイラン戦争と、米国一強を揺るがす危機も頻発しました。そこで、より安全を求める資金が、オルカンへ向かったのでしょう。
そんななか同時期に設定されたFANG+が、オルカンに3倍近い実績をともなってテンバガーを達成したわけです。広く薄く世界に分散し、「これで安心」と胸をなでおろしていたオルカン派も、この数字を見せつけられては少し複雑な心境になるかもしれません。
でも、安心してください。オルカンの総資産額は、FANG+の約10倍ですから。




























