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- 「最も手頃なMac」が消えた…AI特需で、Mac miniの最安599ドルモデルが消滅し実質的な値上げに

- アップルは先週、Mac miniの需要急増を受け、最小構成価格を引き上げた。
- 最安モデルは現在、799ドル(約12万5400円)となっており、599ドル(約9万4000円)モデルはアップルの公式サイトから姿を消している。
- ティム・クックCEOは、AIがこのMac miniへの想定外の需要を牽引していると語っている。
アップル(Apple)の「最も手頃なMac」が、実質的な値上げとなった。
同社がAIブームによる小型コンピュータの需要急増を報告した先週、Mac miniの最小構成価格が200ドル(約3万1000円)も跳ね上がった。
「最も小さく、最も手頃、それでいてパワフルな性能を備えたMac」と公式サイトで謳われていた、ストレージ容量256GBの599ドル(約9万4000円)のベースモデルは、5月1日時点でアップルのサイトから削除されていた。
現在、ウェブサイトにはMac miniの最小構成価格はストレージ容量512GBの799ドル(約12万5400円)と記載されている。インターネットアーカイブ(過去のウェブページなどを保存・公開しているデジタル図書館プロジェクト)の記録によれば、先週初めの時点では最小構成価格は599ドル(約9万4000円)と表示されていた。
512GBストレージ搭載モデルそのものが値上げされたわけではない。だが、Mac miniという製品のエントリー価格(最も安いモデルの価格)が高くなったことを意味する。
アップルはこの件に関するコメント要請に応じていないが、4月30日の四半期決算説明会で、AI関連の需要急増によって、Mac miniの供給が追いついていない状況を明らかにしていた。
この製品シリーズは今年初め、以前は「Clawdbot」として知られていたオープンソースの自律型AIエージェント「OpenClaw」を動かすために、テック愛好家たちがこぞって買い求めたことで人気に火がついた。
ティム・クック(Tim Cook)CEOは、人気急上昇の理由について、AIやエージェント型ツール(自律的にタスクを実行するAIツール)を使うための「驚くべき」プラットフォームとしての能力を備えているためだと説明した。
「顧客がその価値に気づくスピードは、我々の予想を上回っていた。その結果、予想を上回る需要が発生している」と、クックCEOは決算説明会で語った。
クックCEOはさらに、Mac miniの供給が需要に追いつき、需給バランスが安定するまでには「数カ月」かかる可能性があるとの見通しを示した。
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