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- 産休制度が充実しているアメリカ企業TOP10。多くは100%支給、課題も…

- UCLAの研究者ヒラリー・クックラー(Hillary Cookler)は、アメリカ最大手500社の育児休業制度を追跡調査している。
- 18社が制度の透明性と休業期間の長さにおいて他社を上回っている。日本でも知名度のある10社を紹介しよう。
- 多くは休業前の給与の100%を保証するが、期間は日本よりも短い。
子どもを持つかどうかを決める際には、財政状況や医療費から生活スタイルや居住環境まで、さまざまな要因が絡み合う。しかしアメリカでは、親が勤務する企業もときに重要な要素となる。
BBCによると、アメリカは先進高所得国の中で唯一、国家レベルの有給育児休業を保障していない国家だ。そのため、家族計画や産後ケアのあり方を左右するのは、雇用主の方針次第となる。
経済的不透明感が高まる中、デロイトやズーム(Zoom)など一部の企業は、従業員の休暇給付を縮小しつつある。しかし、育児休暇制度全体としては逆の方向に向かっているという。これは、アメリカの売上高上位500社の上場企業を対象に育児休暇制度を毎年追跡しているUCLAアンダーソン校の研究者・博士課程候補生、ヒラリー・クックラー(Hillary Cookler)の見解だ。
「私が広く観察してきたトレンドは、(有給育児休暇が)時間とともに拡大しているということだ」とクックラーはビジネス・インサイダーに語った。「より多くの企業が導入しており、休暇期間も長くなっている」
2025年10月に公表された最新のデータでは、各企業をポリシーの透明性と主たる親の有給休暇期間に基づいてスコアリングしている。クックラーのデータに基づき、産休制度が充実した大企業10社をアルファベット順に紹介する。
アドビ

アドビは公開されているポリシーによると、出産した母親に最大182日間(26週間)の有給休暇を提供しており、その期間中は従業員の給与の100%を支給する。また、出産予定日の最大30日前から休暇を取得することも認めている。
子どもを養子に迎えた母親は、子どもが6歳未満であれば182日間の有給休暇を取得できる。新米の父親に対しても、アドビは最大112日間(16週間)の有給休暇を提供している。
アマゾン

アマゾンの正社員については、同社のポリシーによると、出産した親には最大20週間の全額有給休暇が提供される一方、「サポートする親および養子縁組した親」には最大6週間が提供される。母親は出産予定日の4週間前から休暇を開始できる。
アマゾンはまた、リーブシェアプログラムも提供しており、従業員は勤務先から有給休暇が付与されていない配偶者やパートナーに対して、6週間の有給育児休暇を譲渡することができる。
シティグループ

シティグループはポリシーによると、すべての新米親に基本給の100%が支給される標準16週間の「有給育児休暇」を提供している。
出産した母親は、通常分娩か帝王切開かに応じて、さらに6週間または8週間の完全有給休暇が付与され、合計22〜24週間の有給休暇を取得できる。
イーベイ

イーベイは、出産した親に20週間の完全有給休暇、出産していない親に12週間の有給休暇を提供している。
同社はまた、養子縁組の払い戻し(上限1万ドル)や代理出産の払い戻し(上限2万5000ドル)など、家族形成に向けた親向けの福利厚生も提供している。
イーライリリー・アンド・カンパニー

イーライリリーでは、公開されているポリシーによると、すべての新米親が12週間の有給休暇に加え、8週間の無給休暇を取得できる。出産した母親にはさらに8週間の有給産休が付与され、合計20週間となる。
このリストに挙げた他の企業と同様に、養子縁組や代理出産に対する2万5000ドルの支援を含む、家族形成サポートも提供している。
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ

HPエンタープライズ(HP Enterprise Company)はすべての新米親に6カ月の有給育児休暇を提供している。フォーチュン誌は2025年に、同社が新米親に休暇取得の柔軟性を認めており、休暇を分割取得したり、パートタイムで復職したりする親もいると報じた。
モルガン・スタンレー

モルガン・スタンレーは、公開されているポリシーによると、すべての新米親に16週間の有給育児休暇を提供し、出産した母親にはさらに6〜8週間を追加で付与している。
同社はそのほかにも、補助付きの緊急保育サービスや「子どもの名前を刻んだ銀のベビースプーン」といった特典など、さまざまな福利厚生を提供している。
エヌビディア

エヌビディアは同社ウェブサイトによると、出産した母親に22週間の完全有給休暇を提供しているほか、「代理出産および養子縁組費用の無制限払い戻し」などの福利厚生も用意している。
フォーチュンが2025年に報じたところによると、同社では出産しない親も12週間の有給休暇を取得できる。
オラクル

オラクルでは、新米の親は最大14週間の有給休暇を取得できる。また、出産した母親はさらに出産に伴う休暇を取得できる。
セールスフォース

セールスフォースは、26週間の完全有給育児休暇を提供している。同社が「サポート役を担う親」と定義する副次的な養育者には、12週間の完全有給休暇が提供される。
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