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- OpenAIアルトマン氏が「炎上商法だ」とAnthropicを批判。Mythos騒動は「爆弾を落とすと脅し、シェルターを売りつけるようなもの」
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- OpenAIのサム・アルトマンCEOは、アンソロピックが「Claude Mythos」を売るために「恐怖心を煽るマーケティング」を使っていると批判した。
- アンソロピックは、高度なサイバーセキュリティ能力を理由に、Claude Mythosの一般公開を見送る方針を明らかにしている。
- アルトマン氏は名指しこそ避けたものの、テック業界の一部には、限られた少数の人間でAIを独占しようとする勢力が存在すると指摘した。
サム・アルトマン(Sam Altman)氏は、アンソロピック(Anthropic)の最新AIモデル「Claude Mythos」を販売するために、同社が「恐怖心を煽るマーケティング手法」を使おうとしていると批判した。
「AIを少数の人間で独占したがっている」
「『我々は爆弾をつくって、いまにもあなたの頭上に落とそうとしている。でも、1億ドル(約159億5000万円、1ドル=159円)払えば、あなたの会社のシステム全体を守るためのシェルターを売ってあげよう。ただし、我々が選んだ顧客にしか売らないが』などと言うのは、非常に巧妙なマーケティングだ」
アルトマン氏は、4月21日に配信されたポッドキャスターのアシュリー・ヴァンス(Ashlee Vance)氏のポッドキャスト番組「Core Memory」のエピソードでそう語った。
Claude Mythosの一般公開を見送った一方で、選ばれたごく一部の企業だけにアクセスを許可するというアンソロピックの決定に対し、テック業界では疑問の声も上がっている。
「世界には長い間、AIを限られた少数の人間だけで独占したがっている人々がいる」とアルトマン氏は指摘した。「彼らはさまざまな理屈をつけてそれを正当化しようとするし、なかには実際に正当なものもある——本物の安全上の懸念が存在することは確かだ。しかし、もし『自分たちこそが信頼できる人間なのだから、我々だけがAIをコントロールすべきだ』という魂胆があるとしたら、恐怖心を煽るマーケティングは、その主張を正当化するうえで最も効果的な手段だろう」
OpenAIは「危険なモデルであっても公開を優先」
彼は、OpenAIはそうした人間たちとは異なるとして、自分たちが定めたポリシーと安全対策に自信を持っていると語った。「これまでとは異なる方法で公開せざるを得ない非常に危険なモデル」もいずれ登場するだろうが、OpenAIは(判断に迷うようなケースであっても)より幅広く公開することを優先する方針だと述べた。
「我々の目標はすべての人に利益をもたらすことだ。マーケティング的な意味合いで言うわけではないが、世界の人々に我々と同じ船に乗ってもらい『我々はより強力なテクノロジーを提供するが、(それを受け取るあなたたちの側にも)相応の責任が伴う』と伝えることだ」と、アルトマン氏は強調した。「我々は、世界ができる限り多くの成功を収められるよう、環境を整えることに全力を尽くす」。
アンソロピックは今月上旬、サイバーセキュリティの脆弱性を特定する能力が高すぎるという理由で、Claude Mythosの一般公開を見送ると発表していた。その代わりとして同社は「プロジェクト・グラスウィング(Project Glasswing)」を立ち上げ、そこに参画したグーグル(Google)、マイクロソフト(Microsoft)、アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)、エヌビディア(Nvidia)、JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)など11の組織だけに同モデルへのアクセス権を与えた。
自宅襲撃事件は「アンソロピックにも責任」
アルトマン氏は番組の別のシーンで、自身の自宅が襲撃された事件にアンソロピックにも責任の一端があるとほのめかした。彼とアンソロピックCEOのダリオ・アモデイ(Dario Amodei)氏との間にすでに激しい確執——アモデイ氏はOpenAIを去り、その最大の競合の1つを創業した——があるが、彼のこの発言が、その溝をさらに深めることは間違いない。
アルトマン氏は「終末論的な言説は何の助けにもならないと思う。特定の競合他社がOpenAIについて語る内容も有益なものではない」と述べたうえで、「OpenAIに関するアンソロピックの言及の仕方も何のプラスにもならない」と続けた。


























