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- コーヒー豆からバッグまで、燃料高騰が中小企業を直撃…迫られる価格転嫁の決断
コーヒー豆からバッグまで、燃料高騰が中小企業を直撃…迫られる価格転嫁の決断

- 燃料価格の上昇により、アメリカの中小企業が影響を受けている。
- 経営者らは、コスト上昇が収益を圧迫していると述べている。
- 一方、原材料を予定通り調達するために、かなり早い段階で買い付けをする企業もある。
燃料価格の上昇は、単なる給油コストの増加にとどまらず、アメリカの中小企業をさまざまな形で圧迫している。
ウィスコンシン州を拠点とするコーヒー焙煎業者、ワンダーステート・コーヒー(Wonderstate Coffee)は、コーヒー豆の高騰を受けて前四半期に価格を引き上げた。だがその時から3カ月も経たないうちに輸入コストまで急騰するとは思いもしなかった。
同社は、アメリカとイスラエルによるイランでの戦争の影響を受けている中小企業のひとつだ。この戦争により燃料価格は1バレル100ドルを超えて急騰し、サプライチェーンにも混乱が生じている。
ワンダーステート・コーヒーの共同オーナーであるケイレブ・ニコルズ(Caleb Nicholes)はBusiness Insiderに対し、燃料価格の高騰によって輸入コストが5〜8%上昇したと語っている。貨物運賃も値上がりしている。また、同社はエチオピアから多くの豆を調達しているが、輸送にはより厳重な警備が必要となり、ルートの変更も余儀なくされている。
「戦争の影響で、エチオピアから出荷する際には追加の保険が必要になった」とニコルズは説明する。
「これまでにも輸送船が攻撃を受けた事例がある」
こうした状況を受け、ニコルズは収益への影響を深刻に懸念しており、燃料価格の上昇が「今年の収益性に、取り戻すことが難しいほどの打撃を与えかねない」と語った。
ワンダーステート・コーヒーのようにサプライチェーンの見直しを迫られている企業は少なくないが、一方で燃料コストの上昇に対抗するため先手を打っている企業もある。
例えば、輸入プラスチックを使ったトートバッグを製造するBoggは、原材料を6カ月前倒しで調達することにした。キム・ヴァッカレラ(Kim Vaccarella)CEOによれば、このスケジュールは同社にとって「異例」だが、「サプライチェーンの停滞を回避する」ために必要な措置だという。ただし、顧客の注文予測を上回るペースでの調達になるためリスクも伴う。Boggではまた、原材料の入手可能性に基づいて今後の新製品投入時期の見直しも検討している。
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