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- 会計コンサルのビッグ4、その幹部はAIをどのように活用しているのか…従業員へのAI導入に数十億ドルを投下中

AI(人工知能)はコンサルティング業界を急速に再編しつつある。人材採用や価格設定から、コンサルタントの日常業務に至るまで、大手ファームは事業運営の在り方を見直し、AIツールへの数十億ドル規模の投資を進めている。
Business Insiderは2026年になって、会計コンサルのBIG4の幹部社員への多くのインタビューを通じて、こうした変革がどのように展開されているかを尋ねてきた。同時に、これら数十億ドル規模のファームのトップに立つ人々が、自らどのようにAIを活用しているのかにも関心を寄せてきた。
そこで最近、我々はすべてのインタビューを、このシンプルな質問で締めくくるようにしている。
「日常業務においてAIをどのように活用していますか」
回答は、より迅速な業界インサイトの取得やスケジュールの自動化から、事業戦略の立案、さらにはAIが生成したイルカのビジュアルまで、多岐にわたった。
エロール・ガードナー氏:EY

エロール・ガードナー(Errol Gardner)氏はEY(アーンスト・アンド・ヤング)のグローバル・バイスチェア(コンサルティング担当)だ。その職務は世界各地を飛び回り、EYの各チームと面会してクライアントとのやり取りをサポートすることにある。
彼がAIを最も頻繁に活用するのは、面談相手のクライアントや組織に関する情報を収集し、会議に備えた「超高速ブリーフィング」を生成することだとBusiness Insiderに話している。
例えば、日本の生命保険会社のCEOとの最近の会議に先立ち、ガードナー氏はAIを使って業界の背景を調査したという。「国際的なプレーヤーの中でどのような立ち位置にいるのか。市場における主要課題は何か。何を解決しようとしているのか。戦略として何を掲げているのか」といった問いを投げかけながら調査を進めたという。
3年前であれば、その情報を収集し、ガードナー氏の準備を助けるために質問に答え続けるには、チーム全体で数週間を要しただろう。今では4〜5回のプロンプト操作でブリーフィングが完成し、「まるで熟知しているかのように話せるようになります」と彼は言う。
これはおそらく最も頻繁に使う活用法であり、同時に私にとって最も価値のある使い方でもあります。クライアントとのやり取りという観点から見ると、自分が与えられるインパクトに実質的な差が生まれるからです。
マット・ウッド氏:PwC

PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の最高技術・イノベーション責任者(CTIO)、マット・ウッド(Matt Wood)氏は、アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)でAI担当バイスプレジデントを務めた後、2024年にビッグ4の一角であるPwCに入社した。
1年前、ウッド氏はAIの最も有効な活用法は思考のパートナーとしての役割であり、「ブレインストーミングや、問題を新たな視点で解決するための創造性」を引き出すことだと語っていた。
その価値は今も変わらないとしながらも、現在は数十の個人エージェントと連携し、自分に代わってタスクを実行させていると述べた。
最も気に入っている活用法は結果のシミュレーションだと彼は言う。単にアイデアを出し合うだけでなく、ウッドはエージェントを使って問題へのさまざまなアプローチを検証し、特定の戦略がどのように展開し、どのような結果をもたらす可能性があるかを整理させている。
『シニアパートナーたちにメールを送ろうとしているが、どんな反応が返ってくるだろうか』といった単純なものから、より技術的な仕様書の作成まで、さまざまな用途に使えます。
「これはこれまで存在しなかった、まったく新しい卓越した能力です」と彼は述べた。
彼はエージェントにこう問いかけるという。
「考えられるシナリオは何か。何が原因で足元をすくわれる可能性があるか。十分に深く考えられていないことは何か。次回は不要だったのに過剰に分析してしまったことは何か」
サム・グローデ氏:KPMG

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