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- アメリカ軍、特殊部隊への物資輸送に「グライダー型ドローン」をテスト
アメリカ軍、特殊部隊への物資輸送に「グライダー型ドローン」をテスト

- グライダー型ドローンにより、地上のアメリカ陸軍特殊部隊「グリーンベレー」へ物資を供給する演習が行われた。
- こうした機体は、過度な電子シグネチャーを発することなく、指定されたGPS座標まで滑空できるよう設計されている。
- 電子シグネチャーが極めて少ない、あるいは存在しないドローンは、敵の電子探知を回避できる可能性があり、兵士の生存性向上につながる。
アメリカ軍は、電波放射によって部隊の位置を敵に察知されることなく、移動や通信、補給を行うという課題に取り組んでいる。そうした課題への対応策として、グライダー型ドローンが有力な選択肢となっている。フロリダ州タンパで開催された年次会議「SOF Week」で、欧州特殊作戦軍(SOCEUR)の兵站担当官がBusiness Insiderに語った。
今月、ルーマニアとマケドニアで実施された大規模な国際特殊作戦演習「トロイの足跡」では、数人のアメリカ兵を乗せたルーマニア軍機が、建設資材・食料・医療品を積んだ2機のグライダー型ドローン「グラスホッパー」を投下した。これらは地上のアメリカ陸軍特殊部隊「グリーンベレー」を支援するためのものだ。
戦闘地域への物資補給の際に、道路や河川、鉄道が利用できない場合や、航空機が着陸できない地域では、グライダーが有力な代替手段となる。目標地点から10メートル以内に着陸可能で、機首からの制御着地直前にパラシュートを展開する。
防衛・軍事技術に特化したテクノロジー企業であるDzyneが製造するグラスホッパーは、運用時に必要とする電子活動がごく限られているため、電磁スペクトル上で探知閾値を下回る状態を維持できるという。こうした電磁的な探知を回避することは、アメリカ軍にとって重要性が増している課題のひとつだ。

無線機や通信システムなどの電子機器は、電磁スペクトル内で探知可能な信号を放出する。こうした電波放出は、自軍部隊の位置を敵のセンサーに露呈させ、兵士を危険にさらす恐れがある。
Dzyneはグラスホッパーについて「敵の妨害や侵入阻止が行われる環境に特化して設計された、使い捨て型の空中補給システム」と説明している。グライダー型および長距離対応型の派生機種であれば、最大500ポンド(約227kg)の貨物を積載できるという。
「SOF Week」に参加した兵站担当官は、このドローンを紙飛行機に例え、投下高度が高いほど、より遠くまで飛行できると述べた。これらのドローンは数時間にわたり飛行を維持することができ、最高2万5000フィート(約7620m)の高度から投下できる。また、機体はそれぞれ、地上の異なる部隊へと到達するよう事前にプログラミングすることもできる。

























