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- ウォーレン・バフェットの熱心な信奉者たちが絶賛する、後継者グレッグ・エイベルの人物像
ウォーレン・バフェットの熱心な信奉者たちが絶賛する、後継者グレッグ・エイベルの人物像

- グレッグ・エイベル氏が初めて議長を務めるバークシャー・ハサウェイの株主総会を取材するため、ネブラスカ州オマハに飛んだ。
- エイベル氏は今年初め、ウォーレン・バフェット氏の後を継ぎ、バークシャーのCEOに就任した。
- バークシャーの株主、関連書籍の著者、そして傘下企業の経営者たちはいずれもエイベル氏を高く評価しており、彼の人物像について新鮮な洞察を聞かせてくれた。
私は先日、ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏の後継者グレッグ・エイベル(Greg Abel)氏が、CEOとして初めて議長を務めるバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)の株主総会を取材するためオマハに飛んだ。
2026年1月1日にバフェット氏からトップの座を引き継いだ新CEOについて、バークシャーの株主、関連書籍の著者、そして傘下企業の経営者たちに話を聞いた。
彼らは一様にエイベル氏に感銘を受けており、何人かは彼の人柄やリーダーシップのスタイルについて、新鮮な洞察を語ってくれた。
『Buffett's Early Investments(バフェットの初期投資)』の著者ブレット・ガードナー(Brett Gardner)氏は質疑応答セッションのあと、この株主総会という週末の目玉イベントが進むにつれて、エイベル氏が目に見えて自信を深めていったと語った。
ガードナー氏は、エイベル氏が自身の好きなスポーツ、アイスホッケーを絡めたジョークを飛ばすのを楽しみ、彼の細部にわたる知見を高く評価した。さらに、自身が抱いていた切実な疑問にエイベル氏が答えてくれたことも称賛した。その疑問とは、「彼にはどの程度、大胆な取引を行ったり、場合によっては事業をスピンオフ(分離・独立)させたりする意思があるのか」というものだった。
バークシャーを分割するつもりはあるのか、とある株主から問われた際、エイベル氏は「断じてない」と即答した。
このコングロマリット(複合企業)の新たなトップは、「分権化された自律的な子会社のネットワーク」というバークシャーの組織構造が、官僚主義やコストの肥大化を抑える上で効率的に機能していると説明した。
エイベル氏は、長期保有するというバフェット氏の投資哲学を改めて強調し、規制やリスク、持続不可能な損失といったよほどの理由がない限り、保有事業を売却することはないと語った。

ガードナー氏はさらに、質疑応答の後半で、エイベル氏が2人の側近を壇上に同席させたことも評価した。1人は、エイベル氏がバークシャーの消費財・サービス・小売事業の社長に任命したアダム・ジョンソン(Adam Johnson)氏。もう1人は、傘下の鉄道大手BNSFレールウェイ(BNSF Railway)のCEO、ケイティ・ファーマー(Katie Farmer)氏だ。
「総会をたった1人で取り仕切れるようなウォーレン・バフェットほどのスター性を持つ人物は、ほかにいない」とガードナー氏は語った。これは、バフェット氏と、今は亡きビジネスパートナーのチャーリー・マンガー(Charlie Munger)氏が、かつて6時間以上にわたって質問に答え続けてきた過去の総会を踏まえた発言だ。
オクラホマ州在住のファイナンシャルアドバイザー、ビル・ヒューズ(Bill Hughes)氏(41歳)は、エイベル氏が総会中、バフェット氏に少し話してもらったり、インタビューに応じてもらったりしたのは、エイベル氏が自信のなさを抱えたリーダーではなく、「実績と自信を兼ね備えたリーダー」であることの証だと指摘した。
「グレッグがウォーレンをそばに置くことを恐れていないように見える点は、称賛に値すると思う」とヒューズ氏は語る。「彼は、ウォーレンが株主にとってだけでなく、自分自身にとっても、いかに重要な存在かを理解している」。
フロリダ州在住の不動産投資家ジェイ・ウィリアムズ(Jay Williams)氏(40歳)は、エイベル氏がバフェット氏ほど魅力的でユーモアがあるかどうかは気にしていないと語った。
「正直に言おう。私たちは株主であり、ここに来ているのはお金のためだ。ジョークを楽しみたければ、YouTubeを観ればいい」と彼女は言った。
「業績の数字が着実に伸び続けていて、ウォーレンが言いそうな本質的なポイント、あるいはウォーレンが教えてくれたような投資哲学を聞くことができるなら、それこそ私が求めているものだ」とウィリアムズ氏は付け加えた。
バークシャー傘下の老舗菓子メーカー、シーズ・キャンディーズ(See's Candies)のCEO、パット・イーガン(Pat Egan)氏は、自身が以前パシフィコープ(PacifiCorp)とNVエナジー(NV Energy)に勤務していた縁で、エイベル氏とは「20年来」の付き合いだと語った。両社はバークシャー・ハサウェイ・エナジー(Berkshire Hathaway Energy)の子会社で、エイベル氏が2018年にバークシャーの非保険事業全体を統括する立場に就く前、同社を率いていたからだ。
「彼が体現しているのは、ウォーレンとチャーリーが常にビジネスにもたらしてきた一貫性と誠実さだ」とイーガン氏は語った。「3人を知っている立場から言えば、誠実さや倫理観、顧客重視の姿勢という点では、根本的に同じ人物だと言っていい」。

イーガン氏によれば、エイベル氏は常に従業員に対して「正しいことをし、それをきちんとやり遂げろ。助けが必要なら、遠慮なく相談しに来るように」と伝えてきたという。
また、エイベル氏は指示の出し方が巧みで、イーガン氏のコミュニケーション能力を改善する上でも力になってくれたと語る。エイベル氏のアドバイスは「要点を先に言うこと——つまり先に結論から言い、その後できちんと裏付けを示せるようにしておくこと」というものだった。
傘下のデイリークイーン(Dairy Queen)のCEO、トロイ・ベイダー(Troy Bader)氏は、エイベル氏は「現場主義」であり、「非常に鋭く、飲み込みが極めて早い」人物だと語った。
「彼はこちらのビジネスの力学を本当にすぐに理解し、厳しい問いを投げかけてくる」とベイダー氏は付け加えた。
アトランタの不動産・株式投資家ジョン・チョー(John Choe)氏(31歳)は、昨年エイベル氏と話す機会があり、強烈な印象を受けたと語る。
「グレッグは手強い人だ」とチョー氏は言う。「彼は親切で非常に礼儀正しいが、実際に会ってみると、まるで『自然の猛威』のような圧倒的な存在感があると感じた」。
チョー氏によれば、質疑応答でのエイベル氏の受け答えは、バフェット氏より「はるかに丁寧で踏み込んだもの」だったと言い、エイベル氏と側近たちのおかげで、全体像とバークシャーの新体制の両方を理解することができたという。
「バークシャーの中で資本がどう動いているのかについても、多くを学ぶことができた」とチョー氏。「これまでも言及されてはいたが、今年は経営陣がそれをはっきり示してくれた。本当に素晴らしかった」。
『The Complete Financial History of Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイの全財務史)』の著者アダム・ミード(Adam Mead)氏は、エイベル氏がバークシャーについて「深い知識」を持ちながら、傘下企業のCEOたちには成果への責任を求めながらも「パートナー」として接するという、「絶妙なバランス」感覚を備えている印象を受けたと語った。

メンフィスから来たICU(集中治療室)看護師モーテズ・ワシントン(Mortez Washington)氏(52歳)は、子会社への介入は必要なときに限ると明言したエイベル氏を高く評価した。
「彼の言いたいことはつまり、『4割打者にバットの持ち方を教えるような真似はしない』というものだ」とワシントン氏は言った。これはバフェット氏が自身のリーダーシップ・スタイルを語る際に用いてきた言葉を踏まえたものだ。
地元オマハのファイナンシャルアドバイザー、マリンダ・ウィリアムズ(Malinda Williams)氏(40歳)は、エイベル氏は「結果に対する責任」を厳しく求める一方で、「より手厚いサポートを必要とする人たちに対しては、自ら泥まみれになって現場でともに闘うことも厭わない」人物だという印象を受けたと語った。
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