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- テスラ最大のリスクは、マスク氏を支持する投資家がスペースXに「乗り換える」シナリオ
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ビッグテックの動向
※本記事はBusiness Insiderが毎日お届けする有料会員向けニュースレター「Cutting Edge(カッティングエッジ)」からの一部転載です。
4月22日水曜日(米国東部時間)、イーロン・マスク氏率いる電気自動車大手テスラ(Tesla)が第1四半期(1〜3月)決算を発表しました。

このニュースレターでも繰り返しお伝えしてきたように、マスク氏率いる宇宙開発企業スペース(Space)Xはすでに非開示で新規株式公開(IPO)を申請、その準備段階でやはりマスク氏率いる人工知能開発企業xAIを買収するなど、まさに「風雲急を告げる」際立った動きを見せています。
そのように、いわゆる「マスク帝国」の内部で組織再編が進むなか、翳(かげ)りの見られる電気自動車事業からロボタクシーおよび人型ロボット事業へのピボットを進めてきたテスラはどう動くのか、マスク帝国の一部としてどんな役割を果たすのか。多くの投資家の関心を集めた決算発表でした。
ビジネスインサイダーはこの注目の決算発表前後に7人もの記者を貼り付けました。カッティングエッジにも毎週登場するテックアンカー(分野責任者)のアリステア・バー記者も参戦しています。
本日はメインストーリーとして、記者たちがアナリストたちに取材した事前予想や論点、決算説明会の進行に合わせてリアルタイムで報じた情報などを、日本編集部の川村が時間軸に沿ってある程度読みやすく整理してお伝えします。
その前に、金融分野を取材するダン・デフランチェスコ記者が決算発表前に投資家の視点から興味深い指摘をしているので、ぜひご覧いただきたく。
マスク氏を応援する新たな魅力的手段
今回の決算に対する投資家の関心は、これまでとは比較にならないほど低いように感じられます。
マスク氏はここしばらく、自らの手で世界最大の時価総額を誇る電気自動車メーカーへと導いたテスラを自動車メーカー以外の何かとして売り込もうとしてきましたが、投資家の理解は追いついていないようで、株価は(決算発表前時点で)年初来12%下落しています。

人型ロボットにせよロボタクシーにせよ、マスク氏が思い描くテスラの将来像の中核にあるのはAIであって、そこに社内資源を集中させるため、同社は一部の車種の生産を打ち切る判断を下しました。
確かに着実に進歩はしていて、オースティンで始まったロボタクシーサービスは近ごろダラスとヒューストン(いずれもテキサス州)にも版図を広げています。とは言え、業績に影響するほどの収益を生み出すにはまったく至っていません。
テスラのピボット(事業転換)は相当にハードルの高い決断です。おそらく最高の経営状態にある時期に取り組んだとしても困難だったでしょう。ましてや最終決定権を持つ経営者が、自社を時価総額で上回る可能性のある企業のIPOに精を出している状況ではなおさらです。























