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- アメリカのEV市場は急速に縮小…政府の税制優遇がなくなり、過酷な状況に

- コックス・オートモーティブによると、アメリカ市場における2026年第1四半期のEV販売台数は前年比27%減と急落した。
- モデルYの販売台数が23%急増したことで、テスラはアメリカ市場における54%のシェアを維持した。
- トヨタのEV販売台数が増加した一方で、フォードとフォルクスワーゲンは大幅な落ち込みとなった。
コックス・オートモーティブ(Cox Automotive)が発表した2026年第1四半期のEV販売推計が、壊滅的な状況を示している。それによると、アメリカのEV市場は急速に縮小しており、総販売台数は前年同期比27%減の約21万6000台となった。
主要自動車メーカーのほぼすべてが大幅な販売減を記録しており、連邦政府の優遇措置がなくなった市場がいかに過酷であるかを浮き彫りにしている。
つまり、アメリカ市場で補助金もなしに採算を取れる規模のEVメーカーはほとんどなく、各社は急速にシェアを失っている。テスラ(Tesla)はその規模を背景に支配力を維持しているが、競合他社は厳しい現実に直面している。この市場では、販売量は単なる優位性ではなく、生き残りの条件だ。
コックス・オートモーティブのレポートで例外的に健闘したのは、テスラとトヨタの2社のみだった。テスラはモデルYの販売台数を大幅に伸ばし、高い市場シェアを維持、トヨタは小規模ながらも大きな成長の伸びを示した。
一方、フォード(Ford)のEV販売台数は70%、BMWは60%急落し、フォルクスワーゲン(Volkswagen)は約90%減と壊滅的な落ち込みとなった。アメリカ市場では最近、ホンダがEV1車種を引き上げ、フォルクスワーゲンは最後のEVの生産を打ち切った。
かつて攻勢を強めていたヒョンデ(Hyundai)などのメーカーでさえ、実質的に横ばいにとどまり、日産とメルセデス(Mercedes)は需要が消失する事態に見舞われている。このことから、販売量の少なさとコストの高さが、既存メーカーのEV戦略を打ち壊している構図が明らかとなった。






























