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- FRBは7月に、「利上げ」を余儀なくされる? ――市場の大ベテラン、エド・ヤルデニの予測

- エド・ヤルデニ(Ed Yardeni)は、早ければ7月にも利上げが実施されると予測している。
- このウォール街の大ベテランは、債券市場が利上げの必要性を示唆していると述べている。
- 利回りの急上昇は、ケビン・ウォーシュ(Kevin Warsh)が中央銀行の議長に就任するタイミングと重なっている。
FRB(連邦準備制度)は新体制への移行期にあるが、市場の最大の疑問は変わらない。金利は上がるのか、それとも下がるのか。
ウォール街の大ベテラン、エド・ヤルデニによれば、答えはおそらく「上昇」だという。ヤルデニ・リサーチの社長は、米国経済全体と株式市場に対して引き続き強気な姿勢を維持しているが、債券投資家が金利について明確なシグナルを発していると考えている。
「FRBは、4月の会合で持っていた緩和バイアスを明確に放棄し、中立バイアスではなく、数週間後に迫った6月の会合で引き締めバイアスへと移行しようとしている」と、彼は18日にCNBCに語った。「その後、FRBは実際に利上げに踏み切る意思があることを示す必要があり、25ベーシスポイントの引き上げを実施するだろう」
ヤルデニは、ウォーシュとFRBがインフレに真剣に取り組んでいることを示すために迅速な利上げが必要だと、債券市場がシグナルを発していると述べた。4月の消費者物価は3年ぶりの最速ペースで上昇している。
一方、債券利回りは急上昇。30年物米国債利回りは19日に5.18%に達し、2007年以来の最高水準を記録した。
ヤルデニは、ここ数週間の利回りの着実な上昇を、中央銀行がインフレ対応で後手に回っているという市場の認識によるものだと分析した。
前FRB議長のジェローム・パウエルが退任するなか、注目はウォーシュに集まっている。彼は、低金利を望むことを明確にしてきた大統領によって直接指名された人物だ。
しかしヤルデニは、FRBが市場に追随するとの見方を維持している。今回の場合、それは近い将来の25ベーシスポイントの利上げを意味するという。
「2年物国債は現在、フェデラルファンド金利が低すぎることを示している」と彼は述べ、「これはFRBが何をすべきかを示す優れた先行指標であり、非常に高い確率で正しい判断を示す」と付け加えた。
懸念されるインフレデータを受けて利上げを主張しているものの、ヤルデニは市場が2022年のような激しい弱気相場の下落に向かうとは考えていない。2022年はFRBがインフレ抑制のために利上げを実施した最後の時期だった。
「株式市場は、債券市場における金利上昇に十分対応できると思う」と彼は述べた。
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