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- 30代の私は転職と副業で、年収が500万円台から3000万円超へ。最終的に1.5億円を目指すキャリア遍歴

本稿は、フロリダ州タンパ在住で30代前半のプロジェクトマネージャー兼コンサルタント、メリッサ・カーン=ブラックモア(Melissa Khan-Blackmore)との対話をもとに構成したエッセイである。Business Insiderは文書により彼女の収入と職歴を確認済みである。以下のエッセイは、長さと明瞭さのために編集されている。
私は幼少期にがんを経験したサバイバーであり、移民の娘でもある。そうした経験が、勤勉さ、人生を最大限に生きること、キャリアの成長、そして人々が可能性に気づく手助けをすることの重要性に対する、私の考え方を形成した。
私はプロジェクトマネジメントを軸に、いわゆるポートフォリオキャリア(複数の収入源を組み合わせたキャリア)を築いてきた。企業でのプロジェクトマネジメント業務やコンサルティングと並行して、プロジェクトマネジメントおよびPMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)試験対策の指導も行っている。今年は20万ドル(約3100万円、1ドル=155円換算:以下同)超の収入を達成する見込みだ。
プロジェクトマネジメントは、大きな目標を現実的な計画へと落とし込む方法を私に教えてくれた。その考え方は、私のキャリアと生活のほぼあらゆる側面に影響を与えている。
仕事で活用しているプロジェクトマネジメントの原則は、6桁(数十万ドル:数千万円)収入の教育プラットフォームの構築、コンテンツ制作、複数の収入源の拡大、そしてかつては手が届かないと思っていた機会の追求にも役立っている。
私のキャリアの歩みと給与の変遷は、おおよそ次のとおりである。

患者ケアコーディネーター、年収約542万円
大学では公衆衛生を専攻。当初は医師を目指していたため、認定看護助手の資格を取得した。しかし、臨床業務が自分に合わないとわかり、医療行政へ転向することを決めた。
2016年4月、私は地域医療センターで患者ケアコーディネーターとしてキャリアをスタートさせた。時給17ドル(約2635円)、年収にして約3万5000ドル(約542万円)だった。当時は気づいていなかったが、プロジェクトマネジメントに基づく業務を多く担っていた。
生活を維持するには収入が十分でないということは確かだった。より多くの業務を引き受けるようになり、昇給を求めた。
臨床データアナリスト、年収約589万円
入社から5カ月後、プロジェクトコーディネーターの管理業務を担う臨床データアナリストに昇進した。当初、昇給はなく、プロジェクトマネジメントの責任が増えるだけの昇進だった。
数カ月後、5万5000ドル(約852万円)への昇給を求めたが、実際に得られたのは3万8000ドル(約589万円)へのわずかな昇給のみだった。
この時点で、自分の収入に強い不満を感じており、キャリアの方向性に充実感を見出せずにいた。私はもっと多くを求めており、自分が幸せになれて、評価され、社会に貢献でき、かつ十分な報酬を得られる何かを自ら作り出す方法を模索していた。
ある日、姉妹組織のコミュニティヘルスセンターのプロジェクトを担当する、きちんとした身なりの女性が職場のオフィスエリアに入ってきた。彼女は堂々とした立ち居振る舞いで、非常にきちんとしているように見えた。良い車に乗り、素敵な靴を履いており、とても良いオーラを放っていた。
彼女がプロジェクトマネジメントのコンサルタントだと知り、「ああいう人になりたい」と思ったことを覚えている。それがきっかけで、プロジェクトマネジメントのキャリアについて調べ始めた。
ヘルスケア品質アナリスト、年収約883万円
その当時の会社では自分の価値に見合った報酬が得られないと判断し、私は2017年5月に退職して、ヘルスケア品質アナリストのポジションに新たに着いた。年収は5万7000ドル(約883万円)で、プロジェクト関連の業務に集中できる環境だった。また、多くの機会を与えられ、評価されていると感じることができた。
2018年、PMP資格が収入の向上やプロダクトマネージャーとしての影響力拡大に役立つと知り、取得した(編集注:カーン=ブラックモアはその後、PMP資格を発行するプロジェクトマネジメント協会[Project Management Institute]とビジネス上の関係を結び、現在もその関係は継続中である)。
それまでの私の業務の多くは、戦略的なプロジェクトマネジメントではなく、初級レベルの調整業務と見なされていた。この資格取得により、プロジェクトを陰で前進させるだけの存在ではなく、プロジェクトマネジメントの専門家として自らを位置づけるための言語、フレームワーク、そして信頼性を得ることができた。
さらに重要だったのは、より上位の機会を積極的に求める自信と、自分が提供している価値をより適切に反映したポジションを追求する意欲が生まれたことだ。
プロジェクトマネージャー、年収約1224万円
資格を取得した後、交渉を重ねてより高給のプロダクトマネージャー職を獲得し、年収7万9000ドル(約1224万円)を手にした。
私は、できる限り早く6桁(数十万ドル:数千万円)の年収を達成することを目標に据えていた。私にとってその中間目標は、自立する自由、焦りではなく成長を基準にキャリアを選択できる余裕、そして意義と充実感のある人生を築くことができる力を意味するものだった。
シニアプロジェクトマネージャー、年収約1395万円
2020年12月にシニアプロジェクトマネージャーに昇進し、年収9万ドル(約1395万円)となった。
昇進や昇給、担当プロジェクトの拡大と着実に前進してきたものの、それでもまだ十分とは感じられなかった。
ステータスや贅沢が目的ではなく、選択肢を持つことが重要だった。
プログラムマネージャー、年収約1705万円
2021年1月、別の企業でエンタープライズ・プログラムマネージャーのポジションを獲得し、年収11万ドル(約1705万円)となった。また、この職が初めて直属の部下を持つポジションでもあった。
私は、自分がそのレベルに到達できたことが信じられなかった。当時、一般的なプログラムマネージャーが持つほどの経験はなかったため、「できるふりをしながら実力をつける(fake it 'til you make it)」という姿勢で多くの場面を乗り越えなければならなかった。
プログラムマネージャー、年収約1937万円
2021年6月、入社時の契約で交渉していた昇給が実現し、年収12万5000ドル(約1937万円)となった。
自分の年収がこの金額に到達したことは夢のようだった。私と同程度の経験でその給与水準にいるプロジェクトマネージャーはほとんど知らなかったため、純粋に嬉しかった。
しかしその直後、「待って、これが私の限界ではないはずだ」と気づいた。お金だけの問題ではなく、もっと大きな形で世界に影響を与える必要があり、それに見合った報酬も得たかった。
昇進して部下を増やすことは望んでいなかった。私はどちらかといえばビジョンを描いて、それを実際に形にしていくタイプだ。プロジェクトを管理し、ビジネスを前進させ、人々の生活を変えるものを届けることにやりがいを感じる。
フリーランスのコンサルティング業務を追加し、年収約2216万円
2022年、PMPの資格を活かし、フルタイムの仕事と並行してコンサルティングとフリーランス活動を始めた。
クライアントの獲得は、プロジェクトマネジメント協会の支部、ネットワーキングイベント、あるいは過去の同僚など、主に自分のネットワークを通じて行った。
コンサルティング業務の収入と合わせると、2022年と2023年の手取り収入はそれぞれ14万3000ドル(約2216万円)を超えた。
フリーランスとコンサルティング、年収約1240万円
2024年にはビジネスを拡大するため、フルタイムの仕事を一時休止してパートタイムに切り替えた。
フリーランスの仕事とコンサルティングの仕事は継続したが、約12カ月間収入が減少し、その年の収入は約8万ドル(約1240万円)にとどまった。
1年間収入が減っても、実際には大きな影響はなかった。正しい方向に進んでいないのではないかという不安や、間違った判断をしているのではないかという恐れは感じたが、貯蓄があり非常に質素な生活を送っていたため、財政的には何も変わらなかった。
フルタイム勤務とコンサルティングにPM教育事業とアフィリエイトパートナーシップを追加、約3100万円超
昨年、エンタープライズ・プログラムマネージャーとしてフルタイム勤務に復帰し、フリーランス業務をPMリーダーシップ、コンサルティング、教育、コーチング、アフィリエイトパートナーシップ、コンテンツ制作へとさらに拡大した。
2026年半ばを迎えた現在、今年の合計収入は20万ドル(約3100万円)超のペースで推移している。
最終目標は、年収約1億5500万円の突破
この分野の素晴らしい点は、稼げる可能性が無限大に感じられることだ。年収70万ドル(約1億850万円)を稼ぐプロジェクトマネージャーも知っているが、それでも自分はまだ満足していない。
次の目標は、自分のコンサルタント会社をさらに成長させ、より多くのコンサルタントを傘下に置いて大規模なプロジェクトマネジメント契約を受注し、数年以内に年収70万ドル(約1億850万円)を達成、最終的には年収100万ドル(約1億5500万円)を突破することだ。
富を築きたいのは、消費できるものが増えるからではなく、意図的に活用することで貢献できるものが増えるからだ。具体的には、他者の教育と成長への投資、環境への取り組みに対する貢献、そして動物保護など自分が大切にする活動への支援といったことについて、より多くの機会を得ることができる。
お金はツールであり、適切な人の手に渡れば、再出発の機会を生み出し、問題を解決し、人々の生活を向上させることができる。
支出には意図を持って臨むよう心がけている
収入はこれまで大幅に増加したが、日々の生活スタイルはそれほど変わっていない。
幼い頃から、安定を当たり前のものと思わないよう学んできた。今も比較的倹約家であり、お金に対して罪悪感を覚えることが多い。積極的に貯蓄し、十分な緊急資金を維持し、大きな買い物は慎重に検討し、支出には意図を持って臨むよう心がけている。
最近の大きな例外は、10年以上乗り続けた車の買い替えだ。友人や家族からは、車がキャリアの成功にそぐわないと冗談を言われ続けていた。新しい車はレンジローバー——ずっと夢見てきた車だ。少し自己中心的な気がして罪悪感もあるが、今にも故障しそうな車に乗り続けるわけにはいかないと判断した。
何より大切なのは、収入の増加が精神的な安心をもたらしてくれたことだ。もはや経済的な恐怖から意思決定をすることはない。計算されたリスクを取り、意義ある機会を追求し、予期せぬ困難を乗り越え、次の請求書の支払いに追われるのではなく、社会への貢献に集中できる自由を手に入れた。























