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- 「モメンタム投資」がインデックスを上回る…勝ち組と負け組の格差が拡大
「モメンタム投資」がインデックスを上回る…勝ち組と負け組の格差が拡大

- 値上がりが続く銘柄に投資する「モメンタム投資」が、2026年は好成績を上げている。
- 株価や利益の伸びが強い銘柄に投資するこうしたファンドは、2026年これまでの成績でS&P500を上回っている。
- ソシエテ・ジェネラルによると、その背景には、市場の勝ち組銘柄と負け組銘柄が「異例なほど」大きくわかれている状況があるようだ。
市場の勝ち組と負け組の差が大きく広がる中、2026年はその流れを追い風にしているある投資戦略が、S&P500を大きく上回る成績を上げている。
フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラル(Société Générale)によると、「モメンタム投資」と呼ばれる、勢いの強い銘柄に乗る投資戦略が、2026年の市場でこれまでのところ有効に機能している。モメンタム投資とは、株価や利益の伸びが強い銘柄を買い、逆に勢いが弱まっている銘柄を売る戦略である。
「勝ち組銘柄を選べばいい」というのは当たり前の話に聞こえるかもしれない。しかし、2026年5月12日、ソシエテ・ジェネラルでデータ分析を使った市場調査を統括するアンドリュー・ラプソーン(Andrew Lapthorne)は、「市場では勝ち組と負け組の動きが異例なほど大きくわかれているため、今年はモメンタム戦略が特に力を発揮している」と指摘した。
ラプソーンは、アメリカやヨーロッパ、日本でモメンタム戦略が高いリターンを上げていることを挙げ、「現在の指標を見る限り、市場はこうしたモメンタム要因に強く左右されている」と語った。
ソシエテ・ジェネラルの分析によると、アメリカでは、「値上がりが続く人気株を買い、反対に大きく下落している銘柄を売る」というモメンタム戦略が、2025年10月以降好調に推移しているという。
モメンタム戦略を採用するETF「iシェアーズMSCI米国モメンタム・ファクターETF(iShares MSCI USA Momentum Factor ETF)」は、2026年に入ってから20%以上上昇しており、8%上昇したS&P500を大きく上回っている。
AI関連銘柄の上昇によって、ここ数年は市場の勝ち組銘柄と負け組銘柄の差が大きく広がっており、この戦略はその流れに乗って成果を上げている。さらに、イラン戦争による原油価格の急騰でエネルギー株も大きく上昇したため、その傾向は一段と強まったようだ。
2026年はこれまでのところ、市場で最も好調なエネルギーのセクターと、最も低迷するヘルスケアセクターとの成績差は35ポイントに達している。
ソシエテ・ジェネラルの分析によると、ロング(買い)とショート(売り)の価格モメンタム・ポートフォリオの差は、市場における勝者と敗者の格差を反映するもう一つの指標だが、10月以降概ね拡大傾向にある。
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